通常講座のコース

ハーブサプリメント講座

千葉一敏+渡辺肇子

本講座では、総論でハーブを素材とするサプリメント・健康食品を利用する際の正しい知識と利用法、健康食品としてハーブ製品を製造販売する際の留意事項について、各論編で毎回5つのハーブをピックアップし、各ハーブの有効性及び安全性を科学的根拠(臨床試験データ)に基づき解説します。

樹木系の植物療法講座

林真一郎+降矢英成

樹木系の植物療法の講座です。前半をメディカルハーブやアロマなどの「樹木系の精油とハーブの機能性」について、後半を癒しや健康に関わる「森林療法」について解説します。

コンパニオンアニマルハーブ講座

金田俊介+姫野純子

家族の一員でもある共に暮らす動物たち・コンパニオンアニマルのケアなどに、メディカルハーブを使用する際の正しい知識、注意点などを学ぶ講座です。初心者にもわかりやすく、ハーブの基本的な知識から順を追って解説します。

有機栽培講座

木村正典+金田太朗

ハーブを有機栽培するための知識を、有機栽培の基本・土づくり・病害虫と雑草管理・デザインと管理の4つの項目に分けて、詳しく学ぶことができる講座です。何のための有機栽培かを考えます。

植物美容講座

三上幸江

皮膚の構造をはじめとする基本知識から、紫外線による肌の老化、活性酸素による酸化だけではなく、肌に劣化変性を生じる糖化についても学び、化粧品を手作りするための主な基材、植物エキスや美容有効成分などをご紹介します。

植物学講座

木村正典+金田太朗

植物を分類・形態・生理生態・ハーブの有効成分と分泌構造の4つの項目に分けて、詳しく学ぶことができる講座です。植物の特性を身につけることができるので、園芸に興味のある方にもおすすめです。

運動講座

堀美枝子

運動にメディカルハーブや精油をどのように取り入れるか、実践の中に生かすことを目的とした講座です。運動生理学にも触れ、自宅で出来る簡単で易しい運動の紹介、その時に使いたいメディカルハーブと精油の解説のほか、気になる運動用語、健康関連用語についても説明します。

ハーバルメンタルヘルス講座

降矢英成+林真一郎

メディカルハーブだけでなく、産業医や社会の制度など、メンタルヘルスの全体的な理解を深めることができます。メンタルヘルス対策としてのハーブ各論や精油各論についてレクチャーします。

アロマセラピー講座

林真一郎+上田聖子

アロマセラピーとは、フィトケミカル成分である精油のもつ様々な機能を心身の健康管理に活用する療法です。近年の研究により精油の生理・心理作用や薬理作用が次々と明らかになっています。アロマセラピー講座では、こうした精油の機能性に着目した手技を伴わないアロマセラピーを科学的な視点で学習します。

単発講座のコース

ナチュロパシーで考えるお腹のケア

河野 加奈恵 当協会学術委員

お腹の健康は全身の健康につながる第一歩です。その中でも消化力と腸内細菌叢(腸内フローラ)バランスは全ての要になります。本講座では、消化のプロセスや消化器の仕組みを細かくおさらいしながら、何に対して何を行うのか、ナチュロパシーで考えるアプローチをご紹介していきます。

メディカルハーブの事典三訂新版_ブラッシュアップ講座

木村正典

シニアハーバルセラピストコースおよびハーバルプラクティショナーコースのサブテキスト『メディカルハーブの事典 三訂新版』が2023年6月10日に発行されました。
これに伴い、2024年5月度認定試験から、本サブテキストを参照とした新版表記にて試験問題が出題されます。本サブテキスト監修者の木村(JAMHA事務局長)より、改訂箇所の解説とともに、植物学の基礎となる、植物の分類や学名変更の仕組み、植物の形態と用語などについて解説いたします。
皆さまこの機会に是非ともご受講いただき、植物学の基礎についてご理解を深めていただければ幸いです。

植物から有用物質を取り出す蒸留について―形あるものから見えないものを取り出す技能―

野田信三

ヒトはその生命維持のために、植物に存在する有用物質の代謝産物を利用している。本オンラインアカデミーでは、植物の持つ有用物質を取り出す方法の一つである蒸留について概観する。

日本のハーブセラピスト 認定教室講師勉強会

渡辺肇子

「以前に日本のハーブセラピスト資格を取得したが、あらためて知識をアップデートしたい」「教室開講をしたいがどういったポイントをおさえれば良いか知りたい」そんな認定教室講師の皆様の知識のブラッシュアップを目的とした講座です。

日本のハーブ暦 ~季節の暮らしと植物~

村上志緒

四季のある日本は、時の移りとともに刻々と変わっていく自然の在り様に気づくことができます。この講座では、私たちが日本のハーブと向き合い、知ることの意味について考えながら、先人たちから今の私たちに繋がる日本の植物文化についてみていきます。

患者やクライアントへの植物療法による生活指導

林真一郎

メディカルハーブによる病気予防や健康回復には、機能性に頼るだけでなく、ライフスタイル全般を見直し、必要に応じて改善する視点が大切です。本講座では更年期障害や認知症、不眠や花粉症など具体的なケースを取り上げ、できる限りエビデンスに基いたポイントを提示します。

マルベリー(桑)にまつわる話題 Ⅱ ー機能性食品ー

野田信三

桑の歴史とマルベリーの薬理作用について学ぶ講座です。桑葉の機能を表示する機能性表示食品制度を中心に解説します。

南太平洋フィジーの植物療法

村上志緒

南太平洋の島国フィジーの暮らしや文化、フィジアンハーブの特徴、植物の活用、また伝統医療家が役割を担うフィジーの医療についてなど、植物の力と人の知恵を学び、地球環境や社会のあり方も考えます。

マルベリー(桑)にまつわる話題 Ⅰ ー食後の血糖値に及ぼす影響ー

野田信三

桑の歴史とマルベリーの薬理作用について学ぶ講座です。桑に含まれる成分のひとつであるイミノシュガーが食後の血糖値上昇を抑制し糖尿病予防につながる機能を中心に「桑と食後の血糖値の関連」を解説します。

英国ハーブ療法の実際

石丸沙織

ハーブ療法を実践する上で欠かせないホリスティックな視点を踏まえて、セルフケアに活用するヒントとなるケーススタディを交えた解説と、欧米でのハーバリストの活動をご紹介します。

慢性皮膚疾患におけるナチュロパシーの実践 〜シドニーの自然療法クリニックノート〜

前田アンヌ

ナチュロパシーを用い、食事、栄養療法、ライフスタイル、特にハーブを用いて、どのように慢性皮膚疾患の症状をコントロールすることが可能か、臨床経験に基づいた対処法を学びます。

オーストラリアのナチュロパシーにおける西洋ハーブ療法の実践

河野加奈恵

ナチュロパシーでは食事、栄養療法、西洋ハーブ療法、ライフスタイルを用いて自己治癒力を高めます。オーストラリアで現在行われているナチュロパシーの医療哲学とその中での西洋ハーブの使い方について学びます。

メディカルハーブ研究情報 検索テクニック

村上志緒

より深くハーブを理解し安心して活用するために、メディカルハーブや植物療法の分野で報告されている研究情報を効率的に収集する方法について知るための講座です。

メディカルハーブにおける精油の役割と最新情報

林真一郎

アロマセラピーで使われる精油の機能性のうち、環境に対する抗菌作用や抗ウイルス作用、嗅覚系を介しての速やかな生理・心理作用、外用で用いた場合の経皮吸収作用の3点を取り上げて科学的に解説します。

メディカルハーブと医薬品の相互作用

須永克佳

セルフメディケーションの有益なツールとして活用が期待されている一方で、その利用には医薬品との相互作用に注意を払う必要があるメディカルハーブについて、代表的な事例を紹介します。

ハーブの機能性を理解するための薬理学

須永克佳 城西大学薬学部医療栄養学科薬物療法学講座

ハーブの機能性をより理解するための「薬理学」について概説するとともに、作用機序が推定されているハーブを例にとってその機能性を医薬品の作用機序と比較しながら解説します。

かおり成分の吸入による脳機能への影響

佐藤忠章

アロマセラピーの基礎研究と臨床研究の両方を考慮しながら、植物精油成分を含むかおりを嗅ぐことにより、脳内へどのように成分が移行しゆくのかを、アロマセラピーに関わっている方々が普段触れることの少ない動物実験を中心とした具体的な事例をご紹介して解説します。