2019.10.31
【イベント参加報告】薬用植物園見学会 in 明治薬科大学(2019.10.10)
秋晴れには少し暑さが残る10月10日、明治薬科大学の薬用植物園見学に参加させていただきました。
普通に植物園へ行くのと違い、このような大学内の見学は初めてでしたので、キャンパスの広さや雰囲気を楽しみつつ講義室へ。
見学の前に馬場准教授から園内の薬用植物について、漢方をベースにした内容で約1時間、詳しくそして楽しくレクチャーしていただきました。
私は漢方スクールで学びましたが、生薬由来の植物の話を具体的に聞くのは久しぶりで、気づいたらテキストにかなり記入していました。
普段何気なく利用していた乾燥ナツメでしたが、作るのがどれほど大変だったのか・・・これからは感謝して使おうと思います。
講義後、植物園と資料館を馬場先生のご説明を聞きながら見学しました。
テキストでしか見れない生薬由来の植物を目の前に直接説明を受け、また触れることができたことがとてもうれしく、写真もたくさん撮ることができました。
珍しい形状の葉や枝や、二つに切っても離れない葉があったり、初めて目にする植物も多くとても感動しました。
季節柄咲いている花は少なかったですが、その代わりに立派な実ができており、特にトウガラシは赤く色づいていて、先生は唐辛子を作ると本当おいしい!と楽しそうにおっしゃってました。(唐辛子作りのワークショップをする私としてはうらやましい限りの一言でした。)
資料館も見学させていただきましたが、明治薬科大学の歴史から江戸時代の薬箱や書籍等、心惹かれるものばかりでした。(残念ながら撮影禁止のため、資料をいただきました。)
次回チャンスがあれば今度は春の花がたくさん咲いているこちらの植物園を、もう一度見学したいと思わせてもらえる充実した1日でした。 ありがとうございました。