2020.9.11

ハーブの力でキレイを育てる:美肌を導くハーブでコンディショニング

おいしく食べながら、ハーブの力を取り入れよう

毎日の食事で私たちの体や肌はつくられます。せっかくなら、美しい肌を育む成分を豊富に含むハーブを活用して、毎日を楽しんでみるのはいかがでしょうか。

今回、美肌を導くハーブとしてピックアップするのは、ローズヒップハイビスカス。どちらも高い抗酸化力をもち、日常的に取り入れたいハーブです。ハイビスカスには、肌の新陳代謝を高めるクエン酸やリンゴ酸が豊富に含まれており、ローズヒップの抗酸化成分(ビタミンC、リコピン、β-カロテンなど)と一緒に摂ることで、相乗効果が期待できます。また、ローズヒップやハイビスカスは、煮出した後の実や花びらもしっかり食べることで、肌を健やかに保つ成分を効率的に摂取することができます。

肌のくすみが気になる時は、ヒースを活用してみましょう。シミやそばかすの原因となるメラニンの生成を阻害する成分アルブチンやミネラルを多く含み、美容のハーブとしても人気があります。

食べるハーブを習慣化させて、体の内側からキレイを育てましょう。

ヒースのコーディアル

材料
  • ヒース(ドライ) 15g
  • きび糖 100g
  • レモン汁 大さじ1
  • 水 200mL
用具
  • ガラスビン
  • 茶こし
作り方
  1. 鍋に水とヒースを入れて火にかけ、沸騰してから3〜5分ほど弱火で煮出す。火を止めて蓋をして約5分蒸らす。
  2. 茶こしでこして、再び鍋に入れる。
  3. きび糖を入れて弱火で溶かして混ぜ、火からおろし冷ます。
  4. 最後にレモン汁を入れる。
  5. 消毒済みの保存用のガラスビンに入れる。


《 飲み方 》

  • コーディアル:水(炭酸水)の割合は3:7。
  • 寒い日はお湯割りもおすすめ。
  • ※コーディアルは冷蔵庫で保管して、早めに飲みましょう。

ハトムギのサラダ(2人分)

  • ハトムギ 1/2カップ※ハトムギは水洗いし、一晩水につけておく。
  • お好みの野菜 お好みの量
  • オリーブオイル 適量

1. 鍋に水気を切ったハトムギを入れ、たっぷりの
  水を加え火にかける。沸騰したら弱火にし
  15〜20分ほど茹でる。
お好みの野菜をお皿に盛りつけ、水気を切ったハトムギをのせる。オリーブオイルを回しかけ、ハーブシーズニングをかける。

POINT: ハトムギは、ビタミンB₁やアミノ酸など肌の調子を整える成分や腸の働きを助ける食物繊維を多く含みます。

ローズヒップと
ハイビスカスのおかゆ(2人分)

材料
  • ローズヒップ(ドライ) 大さじ2
  • ハイビスカス(ドライ) 大さじ2
  • ごはん 200g
  • 水 400mL
  • 塩 適量
  • パクチー 適量
  • すりごま 適量
作り方
  1. 鍋に水を入れて沸かしたら、ローズヒップとハイビスカスを入れ煮出して火を止める。
  2. 蓋をして約5分蒸らす。
  3. ごはんを加え弱火にかけたら塩を適量入れ、
  4. ごはんが粥状になるまで煮る。
  5. 器に盛り、パクチー、すりごまをのせる。

ハーブシーズニング

材料

ハイビスカス(ドライ)、ネトル(ドライ)、アーモンド、カシューナッツ、粉チーズ各大さじ1、塩 ひとつまみ

作り方
  • 1. ハイビスカス、アーモンド、
  • カシューナッツは、ミルなどで細かく砕いておく。
  • 全ての材料をよく混ぜ合わせる。

※シーズニングの日持ちは約3日。早めに使い切りましょう。

POINT: ネトルは、フラボノイドや葉緑素、ビタミン、ミネラルを豊富に含むハーブ。ハーブシーズニングは、サラダ以外にも肉、魚料理などにもアレンジ可能です。