2020.12.16

ゴーツコーラを使ったアーユルヴェーディック・ハーブオイル作り

ゴーツコーラを使った アーユルヴェーディック・ハーブオイル作り

アーユルヴェーダではハーブと植物油、水をブレンドし、水分を飛ばして作ったオイルをタイラと呼びます。タイラはボディトリートメントやシーロダーラなどに使われます。 各家庭にも常備され、けがや打身を改善する効果もあるといわれています。 今回はアーユルヴェーダで最もよく使われるハーブの1つゴーツコーラ(和名:ツボクサ)を使った アーユルヴェーディック・ハーバルオイル作りをご紹介します。

材料・用具

※でき上がり約 100mL

ドライハーブ(ゴーツコーラ)……… 約15g
セサミオイル…………………… 100mL
水…………………………… 約200mL

[ 用具 ] 小鍋、遮光瓶、温度計、割り箸などかき混ぜるもの、ガーゼ(濾す時に使用)

左上から:ドライハーブ、セサミオイル、遮光瓶 右:小鍋

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●セサミオイル 古くからアーユルヴェーダで使われてきたオイル。 抗酸化作用も高く、若返りのオイルともいわれている。トリートメントの他、髪や爪にもいい。 オイルうがいはアーユルヴェーダで行われる健康法の1つで、このセサミオイルを使用。
●ゴーツコーラ 古くからアーユルヴェーダでは外用・内服に使われているハーブの1つ。この植物内の特性は外見的な特徴にも表れており、形が脳の形をしていることから、脳の活性化や記憶力の増進、集 中力の増加に役立つ。フラボノイドを含み血液の浄化と肌の血色をよくする効果も期待できる。

作り方 ※ 使用期限 : 半年

01.

❶ ハーブと水を小鍋に入れ、煎剤を作る。10分ほど弱火にかけ、水溶性成分を抽出。

02.

❷ 1 にセサミオイルを入れ、水分が完全に飛ぶまで混ぜながら弱火でじっくり煮込む。

03.

水分が完全になくなったら、火を止める。水分が残っている時は、煮物を作っているようなグツグツという音がする。水分が少なくなってくると、ブクブク、その後パチパチという音に変わった ら、水分がなくなった合図。温度計で計りながら煮込む。水分がある場合は100°Cを越すことはありません。100°Cを越したら、水分が完全になくなった証拠です。

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敏感肌の方へ。肌荒れケアにもおすすめです。

04.

❹ オイルを冷まし、ハーブを漉す。遮光瓶に移す。きれいなグリーンのハーバルオイルの完成 !

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1.スカルプケア
頭皮にオイルを擦り込み、頭皮を動かすようにトリートメント。オイルは人肌程度に温めて使うと、より効果も高まり、気持ちよさもアップします。

2 .ミツロウクリーム作り
ハーバルオイルを使って、ミツロウクリームを作ってみましょう。痒みや炎症など、万能薬として使えます。

※手作りコスメの使用は全て自己責任となります。必ずパッチテストを行ってから、ご使用ください。