みかんで作るふわふわボディ・スクラブ
秋から冬にかけておいしさを増すみかんでふわふわのスクラブを作りましょう。紫外線の影響で厚くなった角質を優しく取り除き、秋の肌を輝かせます。爽やかなみかんの香りはメランコリーな秋の心も明るく輝かせます。
材料(約100mL)
卵白………………… 1個分
塩………………… 大さじ2
チンピパウダー……… 小さじ2
用具
ボウル/泡立て器/計量スプーン
日本の冬をイメージさせる温州みかんの皮を乾燥させたものが陳皮。精油成分やフラボノイドが豊富で、生薬ではかぜ予防や芳香性健胃薬として利用される。
作り方
01.みかんの表面の汚れを拭き取り、皮をむいて(ヘタはカビやすいので取り除く)乾燥させて陳皮を作る。
02.しっかりと乾燥したら、ミルにかけてチンピパウダーを作る。
03.ボウルに卵白と塩小さじ1を入れて泡立てメレンゲを作る (ボウルに水分や油分が残っていると泡立ちが悪くなる)。しっかりと泡立ったら、残りの塩とチンピパウダーを加えて混ぜ合わせる。
04.でき上がったスクラブは、角質が気になる部分に乗せて、優しくマッサージした後洗い流す(カレンデュラを加えてもOK。肌への効果がアップする)。スクラブはその日のうちに使い切りましょう。
ARRANGE
●古い物ほど品質がよいといわれる陳皮ですが、爽やかな香りを楽しむ場合は、早めの利用がおすすめです。リモネンを含むので皮脂を落とし、血行を促進して肌に輝きを与えます。
●デリケートな肌には塩の代わりに砂糖を使用し、陳皮の量を減らすと肌刺激がマイルドになります。
●陳皮の代わりにマルベリーパウダーもおすすめです。美白作用が期待できるグリーンのスクラブができ上がります。
*手作りコスメの使用は全て自己責任となります。必ずパッチテストを行ってから、ご使用ください。
初出:特定非営利活動法人日本メディカルハーブ協会会報誌『 MEDICAL HERB』第45号 2018年9月