2018.6.22

薬用植物園見学会in埼玉~生活の木薬香草園~ 

ハーバルプラクティショナー

大村 理恵子

6月の梅雨の晴れ間、ずっと参加したいと思っていた、埼玉県飯能市にある、生活の木 薬香草園の見学会に参加しました。到着後の館内ではドライラベンダーの良い香りがしました。オリエンテーション後に、ハーブランチをいただいたのですが、サラダにはエディブルフラワーやフレッシュローズマリーが添えられてあり、視覚的にも楽しめて美味しかったです。

午後のメインのガーデンツアーでは、先ず、薬効草の丘に行きました。lemon系からはじまり、喉・頭・睡眠・女性系・・・効能別にハーブが植えられてあり、写真を撮ること・マップを片手にメモを取ることに必死でした。初めて見るウスベニアオイやマシュマロウの花は、同じ科なので似ていて色違いの様でした。娘が大好きなバレリアンを発見して嬉しくなりました。bug(虫除け)コーナーのタンジー・ピレスラム・ワームウッド等や、relaxのブルーバーベインはほぼ初耳でした。初めてフレッシュで見るハーブ達の中で、特に印象的だったのは、自分の新しい屋号にしたキャットニップに出会えた事でした。

ヒーリングの丘では、シンボルツリーとされているリンデンの樹が有り、同族別種の菩提樹は釈迦がその下で悟りを開きインドでは三大聖木の1つとされるだけあり、大きな守ってくれるような樹でした。

スパラルガーデンでは、珍しいボリジを使った真似したい様なコンパニオンプランツでした。

実習では、ドライローズマリーの蒸留体験とローション&ミルク作りを行いました。大きな装置での蒸留体験は初めてで、出来上がったばかりの蒸留水に触れることは、なかなか出来ない体験でした。らんびきとアランビックという家庭でも使える様な蒸留器も紹介され、いつか自宅教室にも取り入れたいと思いました。出来立ての芳香蒸留水と精油は、青臭さと新鮮さがありました。

帰りには友人とハーブアイスを食べたり、ビーファームで採れた蜂蜜を買ったりと、充実した1日でした。また季節を変えて、カメラを持って訪れたいです。

机上のメディカルハーブを、写真やイラストだけでは無く実際に自分の目で見る事が出来、大きな花をしたエキナセア等、丸で3Dハーブ図鑑を観ている様でした。

JAMHAの担当者様・薬効草園の方々、1日を通してどうも有難うございました。

今回の体験を今後の自分の教室運営に活かしていくと共に、勉強の為にも、JAMHAの行事に参加して行きたいと思います。