2021.6.22
Season’s greetings from JAMHA
皆さん、こんにちは。昨年4月より理事長職を拝命致しました林真一郎でございます。日頃より協会活動にご理解とご支援を賜りまして厚く御礼申し上げます。3月のオンライン検定ではシステム障害により受験生はじめ多くの方々にご迷惑をおかけしたことを改めてお詫び申し上げます。今後はより一層万全を期して臨みたいと思います。
さて、今後の活動内容につきまして、私は学術情報の収集と発信の強化、当該領域の学会や業界団体との交流、新たな教育コンテンツの開発と提供を進めて参りたいと考えています。すでにご案内の通りJAMHAオンラインアカデミーがスタートを切っています。これは既存の資格コースで学んだメディカルハーブの知識について、さらに専門性の高い知識を身につけたい方にお勧めの講座でご都合のよい時間にご自宅で学ぶことができるオンライン講座です。また会員の皆様との接点となる事務局の運営に関しては、業務の効率化を図ると共に会員サービスの拡充に努めて参ります。
新型コロナの動向につきましては予断を許しませんが、私はwithコロナ時代の新しい生活様式とはひとりひとりが植物のちからを活かして免疫力を高めるライフスタイルだと思っています。そしてそれはSDGsにも適った暮し方だと思います。今後もメディカルハーブの普及のために皆様と共に歩んで参りたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。
JAMHAのSDGsへの取り組み
健康
メディカルハーブによる安全・安心な健康・福祉の促進と健康的な暮らしの創出
- メディカルハーブによる治療や未病予防、健康増進、介護、看護、美容、ストレスケアなどの普及・啓発や、従事者への支援、安全性・有用性に関する正しい情報の発信
- 検定の実施、セラピストなどの資格認定、認定校・認定教室の認定
- シンポジウムや地区イベント、見学会、オンラインアカデミーなどの開催
- 機関誌やテキストなどの発行、HPの運営、SNSでの情報発信
- メディカルハーブやハーブ療法に関する調査・研究の支援・普及
- 学術研究への助成
- 学術フォーラムや機関誌、HPなどでの最新研究・情報の紹介
- メディカルハーブを活用した健康的な暮らしの普及・啓発・支援
- 機関誌やHP、SNSなどへの投稿、新しい資格の立案
環境
メディカルハーブを通した環境への負荷軽減・意識向上
- 生態系を大切にした自然とつながるハーブ栽培やハーバル
- ライフの普及・啓発と、環境に対する意識向上の推進
- シンポジウムやセミナー、オンラインアカデミー、講座などの開催
- 機関誌やHP、SNSなどへの投稿
- ハーブ&ライフ検定の実施、新しい資格の立案
- 環境に負荷をかけない持続可能なハーブの生産・加工・流通・
- 消費の支援と推進
- サステイナブルアグリカルチャーや有機栽培、フェアトレード、
- 国産ハーブ生産者などの支援、機関誌やHP、SNSでの紹介
- ペーパレスや脱プラスチック、リサイクルの推進と会員への啓発
- web化、エコ化の促進、会員証や送付物の見直しなど
社会
メディカルハーブによる豊かな暮らしと社会の創出
- メディカルハーブの指導者・専門家・愛好家を育成するための教育
- 認定校および認定教室の認定、カリキュラムやテキストの指定
- ハーブに関心のある、次世代を担う学生への教育・普及
- 学割の導入、高校生や専門学校生、大学生などへの普及・教育支援
- 美容・健康・介護・医療などに従事する方のキャリアアップやセルフケアの支援
- ・ハーブによる治療や介護、未病予防、健康増進、美容、ストレスケアなどに関する情報発信
- 女性の働く機会・活躍の機会の創出
- 資格の認定と認定校・認定教室へのサポート、ハーブに関連した仕事の創出、役員・委員のジェンダーバランスの改善
- メディカルハーブによる豊かな社会の構築
- 住みやすいまちづくりや地域振興
- 活性化のためのハーブの活用支援・普及
- 機関誌やHP、SNSでの事例紹介
- 全国ハーブサミットの支援
- 会員のコミュニティ形成やネットワークづくり、地域活動の推進
- ハーブを活用した商品開発や技術開発、研究、地域振興の支援
- 企業とのコラボレーション、産官学の連携
- 「健康」「環境」「社会」に貢献するハーブ関連企業の認証制度の構築
- ハーブ関連企業を協会独自の評価により認証し、産業振興を図る
初出:特定非営利活動法人日本メディカルハーブ協会会報誌『 MEDICAL HERB』第56号 2021年6月