2021.12.19
心と体のマネジメント:ストレスマネジメントを日々の生活の中で実践しよう
ストレスにどのように対処し、どのようにつき合っていくかを考えることを、ストレスマネジメントといいます。
ストレスマネジメントでは、ストレス耐性を高める(傷つかない)ことと、回復力を高め(傷ついても回復できる、傷つきながらも進んでいける)ことの両方を目指していきます。
そのためにはまず、ストレスを自覚することから始め、ストレッサーへの対処の仕方(コーピング)を身につけていくことが大切です。
ストレッサーそのものに働きかけて問題解決ができない場合は、ストレス解消の手段をもつことが助けになります。
気晴らしの旅行や趣味などもよい方法ですが、たまに何かするより毎日の生活の中でこまめに解消し、心身を回復することを心がけましょう。
心身を全体的に整えてくれるメディカルハーブは、そのためにもぜひ活用したいアイテムです。
多くのハーブがリラックス効果やリフレッシュ効果をもつので、細かな効能にこだわるよりも、自分が好きだと感じる味や香りのハーブを選ぶのが一番。
ストレスに対する抵抗力を高める作用をもつ「アダプトゲンハーブ」も併用していくとよいでしょう。
(参 考)代表的なアダプトゲンハーブ
- 甘草
- キバナオウギ
- 高麗人参
- アメリカ人参
- エゾウコギ
- マイタケ
- 霊芝
初出:特定非営利活動法人日本メディカルハーブ協会会報誌『 MEDICAL HERB』第58号 2021年12月