2022.5.30
アーユルヴェーディックオーラルケア
植物や動物たちが活動を始める春。私たち人間も、心身にたまったものを外に出す力が強まる季節で、デトックスに最適。春はココロもカラダも不要なものを積極的に排出しましょう。今回は、アーユルヴェーディックなハーブ&スパイスを使った、オーラルケアをご紹介します。
アーユルヴェーダとオーラルケア
1 舌磨き
専用のタングスクレーパーや大きめの金属製のスプーンを使い、舌の奥から先に向かって10回ほどこすり、舌にたまった舌苔を取り除く。
▶︎舌苔の色やにおいからも、体調の変化が分かります。
2 うがい(ガンドゥーシャ:アーユルヴェーダのオイルを使った口腔ケア)
加熱処理(キュアリング)をしたごま油を、大さじ1程度口に含み、5~10分間“ブクブク”とうがいする。慣れない方はお湯から始めてもOK。オイル感がなくなったら、ティッシュなどに吐き出す。その後、軽く水やお湯でうがいをする。
▶︎虫歯予防、口臭ケア、喉の乾燥予防、ほうれい線予防など、効果もたくさん!
アーユルヴェーダとは ?
5,000年の歴史をもつインド・スリランカ発祥の伝統医療。「よりよく生きるための教え」として、瞑想やヨガ、オイルマッサージ、呼吸法、ハーブを用いた食事療法などを毎日の生活に取り入れて、病気を予防し、心と体の健康を保つことを目的としています。
初出:特定非営利活動法人日本メディカルハーブ協会会報誌『 MEDICAL HERB』第59号 2022年3月