Herb Conditioning 雨の日や曇りの日にはおうちでハーブ仕事を

敏感肌の人にもおすすめの優しいハーブウォーター

〔用具〕ふたつきの鍋、耐熱容器、保冷剤（または氷）、保存容器

〔ドライハーブ〕お好みのもの 30g

精製水 500mL

1. 鍋の中央に耐熱容器を置き、その周りにハーブを詰める。
2. ハーブに精製水を注ぎ、鍋のふたを逆さにかぶせる。
3. ふたの上に保冷剤を乗せ、30～45分弱火で加熱する。
4. 耐熱容器の中にたまったものが、芳香蒸留水。保存容器に移し替え、冷蔵庫で保存して早めに使い切る。

POINT このレシピで100 mLくらいの芳香蒸留水ができます。そのままローションとして使用できますが、最後にグリセリンを小さじ2ほど加えると、とろりとしたテクスチャーになり、保湿効果がより高まります。

ATTENTION!　手作りコスメの使用はすべて自己責任となります。必ずパッチテストを行ってからご使用ください。

“展開料理”の発想で自在に広がる活用のアイデア

余裕のある時にベース料理を作っておき、日々の献立に少しずつ活用するのが 「展開料理」。今回は、そんな料理にも似たハーブの使用法の提案です。基本の浸出油、蒸留水、チンキを作っておくと、スキンケアに、トリートメントに、バスタイムに、除菌や虫よけに…と使い方のアイデアは自在に広がります。梅雨どきのおうち時間の楽しみに、ぜひ取り入れてください。

芳香蒸留水はハーブを蒸留して得られる水溶液で、ハーブウォーター、またはアロマウォーターとも呼ばれます。精油（エッセンシャルオイル）に比べ成分が微量なため、刺激が少なく香りも穏やかで、希釈せずにそのまま使えるのが利点です。