今回は、ラベンダーを使ったレシピをご紹介します。爽やかな夏のパーティータイムにいかがですか。

ラベンダーの香りにレモンの香りと酸味が合わさり、優雅な気分に。白ワインによく合います。

材料（2人分）

• 鯛（または他の白身魚）切り身 2切れ
• 塩 2g
• ラベンダー（ラバンディン系） 1本
• レモンタイム 2本
• オリーブオイル 大さじ1

［レモンバターソース］

• バター 10g
• レモン果汁 小さじ1/2
• レモンの皮（千切り） 小さじ1程度
• 塩 少々

［添えているハーブ類］

• イタリアンパセリ
• チャービル
• フェンネルなど

作り方

1. 焼く10分ほど前までに鯛の皮と反対側に塩をふっておきます。
2. フライパンにオリーブオイル、ラベンダー、レモンタイムを入れて火にかけます。オイルに香りを移しながら（イラスト参照）、鯛の皮を下にして弱火でじっくり焼いていきます。
3. 身の下2/3が白っぽくなったらひっくり返して火を止め、余熱で火を入れて完成です。

［レモンバターソースの作り方］

魚を焼いている間に小さな鍋にバターを溶かし、レモン果汁、レモンの皮、塩を混ぜておきましょう。

memo

皮がパリッとするまで弱火でじっくり焼き、裏側からは余熱で火を通すぐらいがふっくら焼くコツです。ラベンダーはぜひフレッシュなものを使ってみてください。

イングリッシュラベンダーは香りに甘みが強いため、お料理にはすっきりした香りのラバンディン系の方が合います。

JAMHA 企画広報委員

諏訪晴美 すわはるみ

東京・代々木上原の「ハーブと私」主宰。ハーブを使った家庭料理のレシピ開発を中心にハーブの魅力を伝えるためにさまざまな活動に取り組む。高校で健康フードとナチュラルライフデザイン（家庭科）の講師、専門学校でハーブガーデンの講師をつとめる。著書に『もっと暮らしに 毎日のハーブ 使いこなしレッスン』ほか。