植物園めぐり: 淡路島国営明石海峡公園(兵庫県淡路市)
太陽がさんさんと降り注ぐ季節。植物たちは今日も生き生きと緑の葉を輝かせます。夏の暑さに疲れそうになったら、そんな植物たちから元気をもらいに出かけてみませんか。
海をのぞむ 花と緑いっぱいの公園
海に囲まれ、1年を通して温暖な気候に恵まれた淡路島。この島の拠点となっているのが淡路島国営明石海峡公園です。「海辺の園遊空間」というコンセプトのもと2002年3月に開園しました。
関西空港建設にも使われた約100haの大規模な土取り跡地の自然を回復し、新たな園遊空間の創出を図ることを目的としています。
園内には様々なタイプの庭園・テラスが造成されており、春のチューリップやラナンキュラス、夏のヒマワリ、秋のコスモス、冬は寒咲きナノハナなど、1年中とぎれることなく四季折々の草花を楽しむことができます。
東浦口ゲートにある「明石」ならではのたこさん花壇!季節によって花の種類が変わるので、いろいろなたこさんに出会えます。夏は赤いベゴニアが彩ります。
大人から子どもまで楽しめる。自然を五感で体感する癒やしの島
「花」「海」「島」を活かした淡路島国営明石海峡公園。いたるところで四季折々の草花が観賞でき、公園内のどこからでも広く青い空と海を見ることができます。
淡路島ならではの美しい風景や色とりどりの草花を見て楽しむのもよし。大型遊具や広い芝生公園で思いっきり遊ぶのもよし。大人から子どもまで、1日たっぷりと楽しめる空間です。
都会の喧騒から離れてゆったりとした1日を過ごしてみませんか。
エリア紹介(一例)
大地の虹
春はチューリップ、夏はヒマワリ、秋はコスモスと季節の花々がまるで虹のように咲きほこります。
花の丘道
道の両側には、いろいろな花。のんびりゆっくりお散歩しながら、1年中様々な花が楽しめる小道です。
空のテラス
公園のランドマーク。空に張り出した先端からは大阪湾をまさしく一望できます。
花火鳥
震災からの再生と復活の祈りを込めた高さ4m長さ30mの花火鳥。季節により花の種類が変わります。
ポプラの丘
海を眺める傾斜地にならぶ美しいポプラの木々。足元には青い芝生と季節の花が広がります。
芝生公園
4.3haもある広い芝生広場。かけっこやボール遊び、ペットたちの運動にもぴったり。
Information
淡路島国営明石海峡公園
- 住所 : 〒656-2306 兵庫県淡路市夢舞台8-10
- TEL : 0799-72-2000(明石海峡公園管理センター)
- 休 園 日 : 年末年始(12月31日~1月1日)、2月の第2月曜~金曜
- 開館時間 :
- 4月~6月、9月~10月/9:30~17:00
- 7月~8月/9:30~18:00、11月~3月/9:30~16:00
- ※発券時間は閉園の1時間前までです。
- 入園料 : 一般/450円、団体(20名以上)/290円、
- シルバー(65歳以上)/210円、中学生以下/無料
- 駐車場 : あり(計500台駐車可能※有料)
- 詳細はホームページをご確認ください https://awaji-kaikyopark.jp/
初出:特定非営利活動法人日本メディカルハーブ協会会報誌『 MEDICAL HERB』第60号 2022年6月