2024.6.12

関西地区イベント報告 「よもぎ・もぐさ・灸」連続セミナー・第一弾

日程:2024年2月16日(金)  会場: 明治東洋医学院専門学校
ハーバルプラクティショナー 新垣香

見頃を向かえた梅の花々が咲き、天気に恵まれたセミナー日。前半にヨモギ、艾とお灸についての座学、後半にお灸体験と艾作り。矢島先生のテンポよいお話と充実したプリント冊子。何千年もの歴史、作用とその奥深さにぐっとひきこまれ受講。


日本では、一般にヨモギ(カズサキヨモギ)とオオヨモギ(ヤマヨモギ) が食用や艾製造に使用。尚、後者は近畿以北と北海道に自生し120cm~200cmも成長。
すでに中国では紀元前に経脈や灸法が理論体系され、今に通じる経脈に感心。日本での発展、時代をこえ思い馳せる。


艾の火が直接皮膚に当たらない 2種類のお灸体験、手のツボである合谷などに据える。一つは、台座灸で小さな煙がでて消えると温かさが増し心地よい。二つ目は、乾燥ヨモギを手の平にのせ丸めたり、こすったり、ザルを使用し艾を作る。それを生姜に載せた灸。生姜の薬理作用も期待。艾が100%ヨモギである事、作れることに感動。

様々な灸法とツボ、向き合うことで日々の体と心も変わると学ぶ。
古より使用され身近にあるヨモギ、植物の心身への働きにさらに興味がわく、大切なことを大事にすごしたい。

今回、セミナーと見学の貴重な経験をさせていただき、ありがとうございました。