2024.11.27

薬用植物園見学会 in 千葉

日程:2024年10月22日(火) 会場:日本大学 薬学部 薬用植物園
ハーバルセラピスト 德倉宏子

ようやく涼しくなってきた秋晴れの日、津田沼から現在の船橋薬学部へ移管されて60年を迎える日本大学薬学部薬用植物園見学会へ参加しました。

約12,000平方メートルの敷地に国内外の1,000種を超える薬用植物が栽植されています。単なる植物の見本に留まらず、薬用植物学や生薬学、創薬化学などの教育・研究に欠かせない貴重な実習材料としても活用されているそうです。

構内の生薬展示を見学して植物園へ、各種薬用植物の栽培方法や効能、名前の由来や様々なエピソードを教えていただいたり、実際に見て触ったり、ニッケイの葉を採取させていただき香りを嗅いだり、山査子の実を頂いたり嬉しいお土産もありました。

温室ではバニラ、パパイヤ、月桃、アロエ、他たくさんの熱帯の植物を見学しました。

写真右側のガジュツ(別名紫ウコン)は葉も根茎も紫色の筋が入っています。左側のウコンは秋咲きでオレンジ色の根茎、ハルウコンは春に花が咲き、葉の裏には軟毛があります。

ウコンの花のように見えるのは苞葉で、本当の花は下の黄色い部分です

ナビゲートしてくださったのは松崎桂一先生、気がつけばノンストップで3時間!貴重なフィールドワーク、興味深いお話をありがとうございました。今日1日だけでもとっても勉強になりました。標本棚に並んだ沢山の薬用植物にあとどれだけ関われるのだろうと思うと楽しみは尽きません。また、対面はいいなぁとつくづく感じた1日でもありました、ご一緒した皆さんありがとうございました!