2024.11.27
熊本大学薬学部薬用植物観察会
日程:2024年10月30日(水) 会場:熊本大学 薬学部 薬用植物園
ハーバルプラクティショナー 園田真紀
晴天に恵まれた晩秋、とても楽しみにしていた熊本大学薬用植物園観察会は終了してみると、これから何度でも訪れてみたい場所となりました。
肥後細川藩医学校の薬園(1756年)としての始まりから、最新のグローバル天然物科学研究センターとしての活動の歴史にも驚きましたが、私がとても共感したのは地域に根ざし開放された薬草園であること、地元のアマクサミツバツツジの絶滅危惧種の保全活動などに尽力されている事でした。薬学部助教授のハリ先生の講話は、世界の伝統医学の考え方から薬用植物やスパイスの化学成分に至るまで幅広く学び深い時間でした。
薬草園には2,000種を超える植物が植栽され、各植物にはQRコード付きの看板がありそれを読み込む事で、その場で植物が理解できました。今まで学んできた薬草、毒草から食用植物まで目で観て触り、香りを嗅いだり味わったりしながらの体験時間は楽しくあっという間でした。
ご用意頂いたクラフトコーラもとても美味しく、各地から集まった皆さんとの繋がりある時間も貴重な体験となり参加できた事に感謝しています。