2020.12.23
甘くスパイシーな香りのクリスマスキャンドル
冬のメインイベントいえばクリスマス!甘くスパイシーな香りのキャンドルを作って、心も体もほっこりと温まる時間を過ごしませんか。
ミツロウで作るキャンドルは、忙しさでカチカチになった心をやわらかく溶かします。ハーブの香りはお好みで調整し、自分らしい香りのブレンドを楽しみましょう。
用意するもの
【材料】
【ローズ色のキャンドル】ミツロウ(精製)、紫根油、精油(ゼラニウム、ローズウッド、ベルガモット)
【はちみつ色のキャンドル】ミツロウ(未精製)、精油(ベンゾイン、オレンジ、シナモンリーフ)
【用具】
- 小鍋(キャンドル用)
- 湯煎用の少し大きめの鍋
- オーブンシート
- はかり
- 割り箸
- ハサミ
- 耐熱性のガラス棒やマドラー(攪拌用)
- 耐熱性の容器(ジャム瓶、ティーカップなど)
- たこ糸
- クリップ
*紫根油はマカデミアナッツ油100mlに紫根大さじ1を入れ、40分程度湯煎にかけた後、こして作ります。
作り方
1.容器の大きさに合わせて、必要な量のミツロウ(精製)を小鍋に入れる。色づけのための紫根油を混ぜたら、湯煎にかけて溶かす(ミツロウ20gに対して紫根油小さじ1程度)。溶けたミツロウにたこ糸の両端をつまんで浸す。
2.1.のたこ糸はまっすぐに伸ばしてオーブンシートの上で乾燥させ、ミツロウがついていない両端をカットしてキャンドルの芯を作る。容器の高さより2~3cm長くカットし、先端を重し代わりのクリップに固定する(写真参照)。
3.溶けたミツロウに精油を入れて香りをつけ(ミツロウ5gに精油合計3滴程度)、手早く容器の中に流し入れる。キャンドルの芯は容器の高さに合わせて割り箸で挟み、容器の中心に固定する。
4.冷えて固まったら、割り箸を外して芯を1cmの長さでカットする。ミツロウキャンドルのでき上がり。
※炎が大きすぎる場合は芯を短くカットして調整してください。ハーブやスパイス、リボンなどを飾ればクリスマスらしい雰囲気を楽しめます。
memo
- はちみつ色のキャンドルは紫根油を入れずに上記と同じ方法で作ります。
- 飾りはキャンドルの炎にかからないように低めにアレンジしてください。
- 精油の選択は自由に変えて自分らしい香りのブレンドをお楽しみください。オレンジとシナモンはヨーロッパではクリスマスらしい香りとして楽しまれています。
初出:特定非営利活動法人日本メディカルハーブ協会会報誌『HERB & LIFE』 VOL.15:2016年12月