2016.9.1
『メディカルハーブ安全性ハンドブック第2版』
メディカルハーブ安全性ハンドブック第2版
- AHPA(American Herbal Products Association 米国ハーブ製品協会)ゾーイ・ガードナー、マイケル・マクガフィン編著
- 日本語版監修:小池一男/監訳:林真一郎、渡辺肇子/翻訳:今知美
- 発行:東京堂出版
- 判型:A4判
- ページ数:944ページ
ISBN:978-4490209358 - 定価23,760円(税込)
内容
メディカルハーブを臨床に応用する際、必要となる安全性情報と薬物相互作用情報について、米国の専門家が総力をあげて編集した貴重なデータを翻訳。
1997年初版が刊行され、日本でも安全性基準の参考文献として活用された。16年を経て刊行された第2版は、ほぼ同数のハーブに対し、5倍以上の情報量となった。初版では安全性分類と注釈に止まったが、第2版では、相互作用クラス分類も加わり、禁忌、注意、注釈、有害事象と副作用、薬理学的考察、妊婦と授乳婦に対する情報の概要、さらに詳細情報を「レビュー詳細」のセクションで紹介し、参考文献情報も詳細に記載。
例えば、ホワイトマルベリーは、果実、葉、根皮、小枝の使用部位ごとに立項され、4項目となってそれぞれの情報が記載されている。また、相互作用といえば思い出されるセントジョーンズワートは、10頁以上にわたって、免疫抑制薬や抗不安薬など多数の医薬品との相互作用が詳しく記される。
関係者必携資料。
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