2014.9.1
『植物は人類最強の相棒である』
田中修 著
『植物は人類最強の相棒である』
- 発行 PHP研究所
- 新書判280ページ(うち16ページ口絵)
- ISBN 978-4-569-81879-5
- 定価907円(税込)
《内容紹介》
『植物はすごい』(中公新書)で「からだを守って生きる」という視点から植物の「すごさ」を紹介した著者が、今度は植物を「人類最強の相棒」と位置づけて、植物の計り知れない能力を紹介します。植物は厳しい環境にも適応できる、植物は野菜や果物、穀物となって地球上の動物の栄養源になってくれる、植物を栽培 すると、その秘めた能力を見せてくれる。これが植物 は「人類最強の相棒」という3つの理由です。
ワカメやコンブなどの褐藻類は、茹でるとなぜ鮮や かな緑になるのか、レンコンに9個の穴があるわけは、 麦を収穫するのになぜわざわざ「麦踏み」をするのか、 和名が学名に入っている植物は、など「植物トリビア 本」としても楽しめます。
何も語らないけれど、その美しさで心を癒してくれ る植物。食糧としてわれわれ人類や動物の命をつない でくれる植物。植物の魅力と能力と可能性に驚かされ る一冊です。
【目次より】
- 四億年前の相棒の上陸
- ヒマワリのタネは、タネではない?
- 最古の栽培作物は?
- 「実用化不可能」のはずのハイブリッド・ライスが出現
- なぜ、ブランド品種の見た目や味は同じなのか?
- 暑い夏のビニールハウスの意味は?
- フキノトウの言い伝え
- 和名が学名になっている植物は?
初出:特定非営利活動法人日本メディカルハーブ協会会報誌『 MEDICAL HERB』第29号:2014年9月