2018.6.1
夏の疲れを癒やすBlue Flower Cream
太陽の季節。紫外線でダメージを受けた肌を優しく癒やすクリーム作りはいかがですか。抗酸化作用に優れるバタフライピー(蝶豆)のアントシアニンや爽やかな香りでバランスを整えるラベンダーなど青い花々の癒やしの力を集めて夏のクリーム作りを楽しみましょう。
用意するもの
材料(約100mL)
- バタフライピー(蝶豆)…10輪
- ツロウ…5g
- シアバター(精製)…5g
- カメリアオイル…30mL
- 乳化ワックス…5g
- [ 精油 ]
- ラベンダー… 6滴
- ジャーマンカモミール…1滴
- コリアンダー…3滴
用具
- 湯煎用の鍋(大小各1)
- 泡立て器
- はかり
- ビーカ
- クリーム容器
- 浸出液(ハーブティー)作りのためのティーポットまたは茶こし
作り方
- バタフライピー10輪をお湯80~100mLで15分程度蒸らし、インクブルーの濃い色が十分に出たら、漉して浸出液を作る(浸出液は50mL使用)。
- Aを湯煎にかけて泡立て器で混ぜながら溶かす。全て溶けてしっかり混ざったら、❶の浸出液50mLを少しずつ加えながら泡立て器で混ぜ、全てが乳化するまで混ぜ合わせる。
- 鍋を湯煎から下ろし、クリーム状になるまで泡立て器で混ぜ続ける。滑らかなクリーム状になったら、精油を加えて全体を混ぜ合わせる。
- 冷めたらクリーム容器に移して、でき上がり。保存は冷蔵庫に入れ、2週間程度で使い切る。
*手作りコスメの使用は全て自己責任となります。必ずパッチテストを行ってから、ご使用ください。
arrange
・同じアントシアニンの色でも、バタフライピーの代わりにローズレッドを利用すれば、ローズピンクのクリームができ上がります。精油はローズ、ローズウッド、ゼラニウムなどがおすすめです。肌を輝かせるハーブの美しい色を楽しみましょう。
・植物油はカメリアオイル以外でも作れます。熱に強いマカデミアナッツオイルやホホバオイルなどがおすすめです。
初出:特定非営利活動法人日本メディカルハーブ協会会報誌『 MEDICAL HERB』第44号 2018年6月