JAMHAのSDGsに対する取り組み
●SDGs達成に向けた3つのキーワード●
日本メディカルハーブ協会では、 「健康」 ・「環境」・ 「社会」をキーワードに、
SDGs達成に向けて取り組んでまいります。
※SDGsとは:「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称で、国連が2030年に向けて採択した世界共通の目標です。
●メディカルハーブの教育・普及活動を通して貢献できること●
メディカルハーブには、わたしたちの健康の維持・増進に役立つ多様な有効成分(phytochemical)が含まれています。これらは植物が生態系とつながるための成分であり、このような自然とつながるための物質を得るには、栽培はもとより流通や消費の場面でも生物多様性や生態系の循環を大切にした、環境へ配慮が求められます。一般の方から専門家まで幅広くつながり、学びの機会の創出を通して正しい知識の普及する社会が求められています。日本メディカルハーブ協会は、自然と人にやさしいハーバルライフの推進を通じて、健康な暮らしと豊かな環境、持続可能な社会の創出に努めてまいります。
JAMHAのSDGsへの取り組み
健康メディカルハーブによる安全・安心な健康・福祉の促進と健康的な暮らしの創出
メディカルハーブによる治療や未病予防、健康増進、介護、看護、美容、ストレスケアなどの普及・啓発や、従事者への支援、安全性・有用性に関する正しい情報の発信
- 検定の実施、セラピストなどの資格認定、認定校・認定教室の認定
- シンポジウムや地区イベント、見学会、オンラインアカデミーなどの開催
- 機関誌やテキストなどの発行、HPの運営、SNSでの情報発信
メディカルハーブやハーブ療法に関する調査・研究の支援・普及
- 学術研究への助成
- 学術フォーラムや機関誌、HPなどでの最新研究・情報の紹介
メディカルハーブを活用した健康的な暮らしの普及・啓発・支援
- 機関誌やHP、SNSなどへの投稿、新しい資格の立案
環境メディカルハーブを通した環境への負荷軽減・意識向上
生態系を大切にした自然とつながるハーブ栽培やハーバルライフの普及・啓発と、環境に対する意識向上の推進
- シンポジウムやセミナー、オンラインアカデミー、講座などの開催
- 機関誌やHP、SNSなどへの投稿
- ハーブ&ライフ検定の実施、新しい資格の立案
環境に負荷をかけない持続可能なハーブの生産・加工・流通・消費の支援と推進
- サステイナブルアグリカルチャーや有機栽培、フェアトレード、国産ハーブ生産者などの支援、機関誌やHP、SNSでの紹介
ペーパレスや脱プラスチック、リサイクルの推進と会員への啓発
- web化、エコ化の促進、会員証や送付物の見直しなど
社会メディカルハーブによる豊かな暮らしと社会の創出
メディカルハーブの指導者・専門家・愛好家を育成するための教育
- 認定校および認定教室の認定、カリキュラムやテキストの指定
ハーブに関心のある、次世代を担う学生への教育・普及
- 学割の導入、高校生や専門学校生、大学生などへの普及・教育支援
美容・健康・介護・医療などに従事する方のキャリアアップやセルフケアの支援
・ハーブによる治療や介護、未病予防、健康増進、美容、ストレスケアなどに関する情報発信
女性の働く機会・活躍の機会の創出
- 資格の認定と認定校・認定教室へのサポート、ハーブに関連した仕事の創出、役員・委員のジェンダーバランスの改善
メディカルハーブによる豊かな社会の構築
- 住みやすいまちづくりや地域振興・活性化のためのハーブの活用支援・普及、機関誌やHP、SNSでの事例紹介、全国ハーブサミットの支援
- 会員のコミュニティ形成やネットワークづくり、地域活動の推進
ハーブを活用した商品開発や技術開発、研究、地域振興の支援
- 企業とのコラボレーション、産官学の連携
「健康」「環境」「社会」に貢献するハーブ関連企業の認証制度の構築
・ハーブ関連企業を協会独自の評価により認証し、産業振興を図る
●具体的な活動●
各種検定・資格など教育活動
検定試験・認定試験の企画・実施
年に2回、メディカルハーブ検定とハーブ&ライフ検定試験、さらに専門性を養いたい方に、ハーバルセラピスト・日本のハーブセラピスト・シニアハーバルセラピスト・ハーバルプラクティショナー・ホリスティックハーバルプラクティショナーの5種類の認定試験を実施しています。検定試験ではハーブを使った健康管理や、料理や栽培の基礎を学び、認定試験は講師活動のほか、ハーブに関わる仕事のブラッシュアップを目的としたカリキュラムになっています。
オンラインアカデミー
JAMHAオンラインアカデミーでは、メディカルハーブによる治療や未病予防、健康増進、介護、看護、美容、ストレスケアなどの普及・啓発や、従事者への支援、安全性・有用性に関する正しい情報をオンデマンド配信しています。
学生割引制度の実施
次世代を担うハーバリスト育成の一環として、2020年より学生割引制度を導入しました。検定試験の割引、また、検定合格者の方は入会費・年会費無料でご入会いただけます。
調査・研究支援活動
学術フォーラムの開催
年に2回、専門家を招聘して植物療法や自然療法、その他関連領域でのメディカルハーブの有用性やサステナビリティについて、正しい知識の普及および最新研究の発表を行っています。
各種研究への助成制度
メディカルハーブの有用性や機能性、相互作用に関する研究など、幅広い調査・研究を対象に、研究助成事業の推進を行っています。
学術情報の提供
2020年に創設した学術情報サイト・定期的に行われる学術フォーラムでは、ハーブの有効性や安全性、フィトケミカルの機能性、その他メディカルハーブに関する学術情報を発信しています。
情報発信・啓発活動
会報誌の発行(年4回)
シーズンで取り入れたいハーブの特集をはじめ、国内外の最新情報や会員活動の情報提供、法改正への対応や普及などの情報発信に注力しています。会員特典としてHP上でのバックナンバーの閲覧も可能です。
各種SNSでの発信
Twitter、Facebook、instagram、YouTubeなどの各SNSを通じた情報発信を行っています。協会としての取り組み・ハーブの活用法・イベントや資格関連の告知などの情報を提供しています。今後は、サステナビリティや環境保全・緑化といったテーマも取り扱ってまいります。
各種イベントの企画・開催
メディカルハーブを肌で感じ、専門家から知識を得られる機会づくりとして、国内・海外のツアーや地区イベント、シンポジウムなどの企画を通年で行っています。
ハーブ産業発展にむけた社会活動
地域振興活動
全国ハーブサミットをはじめとした、地域に根付いたイベントを行っています。ローカルアグリカルチャーへの理解を深め、地域産業発展への寄与を目指すとともに、会員のコミュニティ形成やネットワークづくりにも貢献いたします。
女性活躍支援
JAMHAでは、資格の認定と認定校・認定教室へのサポート、ハーブに関連した仕事の創出を通して、女性の働く機会・活躍の機会の創出に取り組んでいます。理事の公募制度の導入や女性委員の登用に注力しています。
産官学連携の取り組み
会員企業のシンポジウムへの出店、機関誌への広告斡旋など、ハーブ産業にかかわる民間企業への広報支援とともに、学術フォーラム、シンポジウムなどの各種イベントでは官・学関連の専門家と連携した知識普及に努めています。
認定校・認定教室制度
JAMHAの資格を教育活動に生かしたい方に向けて、認定校・認定教室制度を運営しています。講師の方への情報提供を行い、資格取得の先を見据えた、安全で有益なメディカルハーブの知識普及を通した講師活動をサポートしています。
11のGOAL達成にむけて
メディカルハーブの学習や生物多様性を大切にした栽培の学習を通して、摂食可能な植物の知識を習得します
環境生態系を保全する栽培の普及・啓発で、持続可能な農業の発展に寄与します
【現状の取り組み】
- 生態系を大切にした自然とつながるハーブ栽培やハーバルライフの普及・啓発と、環境に対する意識向上の推進となる教育カリキュラムを策定し、情報発信に努めています。
【今後に向けて】
- メディカルハーブの学習で栄養に関する知識を習得するとともに、生物多様性を大切にした栽培の学習のなかで雑草の「かてもの」的救荒植物の利用を図る知識を習得することにより、摂食可能な植物の知識を習得します。
- 自然とつながる栽培として、可能な限り化学農薬・化学肥料の使用を抑え、脱プラスチック、土壌生物や昆虫など他の生物との共存を意識したハーバルライフを学ぶ新資格を企画しています。
- 各種イベントを通して農家や自治体などの取り組みを紹介を行い、生産者側の視点にも焦点を当てた学びの機会づくり
メディカルハーブの正しい情報提供と普及を通して、健康と福祉に貢献します
【現状の取り組み】
- 会報誌、HPのほか、シンポジウムや専門家向け学術フォーラムなどの各種イベントを中心に、治療や未病予防、健康増進、介護、看護、美容、ストレスケアなどの従事者へ の支援として、 安全性・有用性に関する正しい情報 の普及・啓発に取り組んでいるほか、ハーブ研究者への研究助成を行い、メディカルハーブを活用した健康的な暮らしの普及、啓発、支援に取り組んでいます。
【今後に向けて】
- 国内、海外の関連団体との交流を図りながら、幅広い情報収集と発信に努めてまいります。
メディカルハーブで健康・福祉に貢献するために、質の高い教育を提供しています
環境環境を大切にする ハーバルライフを実践するために、質の高い教育を提供しています
社会ハーブによる豊かな社会づくりのために、質の高い教育を提供しています
【現状の取り組み】
- 学割制度(入会金、年会費無料、検定受験料割引、各種イベントの参加費割引) の導入
- 各種勉強会やセミナー、シンポジウム、学術フォーラム、 オンラインアカデミー、見学会、地区イベントなどの開催を通し、愛好家・専門家の方を対象に様々なフォローアップを行っています。
- テキストの改訂、資格制度の拡充、会報誌やHPでの国内外の追加最新情報の提供、法改正への対応と普及
【今後に向けて】
- 引き続きハーブによる治療や介護、未病予防、健康増進、美容、ストレスケアなどに関する情報発信をしてまいります。
- 各認定試験講座の講師への最新情報の提供とブラッシュアップ教育を行ってまいります。
- 美容・健康・介護・医療などに従事する方のキャリアアップやセルフケアを支援してまいります。
ジェンダー平等に積極的に取り組んでいます
【現状の取り組み】
- 理事の公募制度の導入、女性委員の登用などに取り組み、役員や委員のジェンダーバランスの改善に取り組んでいます。
- 各種資格認定や認定校・認定教室へのサポート、教育活動を通じた、ハーブ関連産業で働く女性の応援
- パート・アルバイトなど女性事務局員の積極採用・テレワークやフレックスなど協会内の労働環境の整備
【今後に向けて】
- 女性のセカンドキャリア・多様な働き方に対応した、ハーブに関連する仕事の創出を目指します。
ハーブによる職場環境の改善やキャリアアップのサポート、さらにハーブ関連企業のサポートを行っています
【現状の取り組み】
- 会報誌やシンポジウムなどにおける会員企業の宣伝、広報活動に取り組んでいます。
- 関連法規関連の情報配信など、ハーブに関わる仕事をしている会員のキャリアサポートの充実
【今後に向けて】
- 企業とのコラボレーションで、ハーブ関連産業の底上げを図っています。
- 会員企業の事業への学術的なサポートに努めてまいります。
学校や企業、自治体 との連携を図り、ハーブ産業の発展に寄与する活動を行っています
【現状の取り組み】
- 大学や研究機関への研究助成事業を行っています。
- 全国ハーブサミットを支援し、自治体や開催地域の企業との連携・振興に取り組んでいます。
【今後に向けて】
- 会員企業の事業への学術的なサポートに努めてまいります。
- ハーブ関連企業を、協会独自の評価により認証し、産業振興を図っていきます。
ハーブを通してつながる、社会の輪をつくります
【現状の取り組み】
- 各地区委員活動を通し、地域に根付いたイベントや地域のハーブを学べるイベントを企画・実施しています。
- 全国ハーブサミットの事務局活動を通した地域振興
【今後に向けて】
- ハーブを通して人とのつながりを育み、豊かな社会づくりを目指します。
環境負荷の少ない持続可能なハーブ生産やハーバルライフ、協会運営に取り組みます
【現状の取り組み】
- シンポジウムやセミナー、オンラインアカデミー、講座などの開催 、会報誌や HP、SNS などでの普及、啓発、ハーブ&ライフ検定の実施を通し、生態系を大切にした自然とつながるハーブ栽培やハーバルライフの促進と、環境に対する意識向上に努めています。
【今後に向けて】
- 環境について考える機会となる、生活に密着したハーブ利用の新しい資格の立案
- 協会会員への 家庭生活での ペーパレスや脱プラスチック、リサイクルの推進・啓発活動
温室効果ガスの排出削減への取り組みを支援、推進していきます
【現状の取り組み】
- 協会業務の web化や、エコ化の促進、会員証や送付物の見直しなどペーパレスや脱プラスチック、リサイクルの推進と会員への啓発活動
【今後に向けて】
- 自然とつながる栽培として、可能な限り化学農薬・化学肥料の使用を抑え、脱プラスチック、土壌生物や昆虫など他の生物との共存を意識したハーバルライフを学ぶ新資格を企画しています。
- 各種イベントを通して農家や自治体などの取り組みを紹介を行い、生産者側の視点にも焦点を当てた学びの機会づくり
生態系および生物多様性を大切にした栽培や暮らしの普及・啓発で、緑の豊かさを守ります
【現状の取り組み】
- シンポジウムやセミナー、オンラインアカデミー、講座などの開催 、会報誌や HP、SNS などでの普及、啓発、ハーブ&ライフ検定の実施を通し、生態系を大切にした自然とつながるハーブ栽培やハーバルライフの促進と、環境に対する意識向上に努めています。
【今後に向けて】
- 環境について考える機会となる、生活に密着したハーブ利用の新しい資格の立案
- 家庭でのハーブ栽培を通じた身の回りからの緑化の推進の啓発
持続可能な環境づくりを目標として共有するパートナーシップの構築に努めます
社会メディカルハーブの普及・啓発を目指すパートナーシップの構築に努めます
【現状の取り組み】
- 学割制度の実施を通し、次世代のハーバルライフ普及の担い手としての若い世代への教育を推進します。
- 全国ハーブサミットをはじめとしたイベントの支援を行い、各自治体・地域に根ざした生産者と消費者をつなぐ、幅広い層のパートナーシップを構築していきます。
【今後に向けて】
- 協会独自の認証制度を設け、会報誌・ HP などで国内の環境・安全意識の高いハーブ関連企業を紹介してまいります。
- 認定校講師の講師登録制度の改善を図り、講師の方がより知識を深めやすくなる仕組みづくりを実施してまいります。