RESEARCH

閉経後の性交疼痛症と性的満足度の改善にカモミール

女性は更年期を経て閉経するとエストロゲンの分泌が減り、性器への血液供給の低下やコラーゲンの弾力性の低下などにより、膣の乾燥と萎縮が起こる。また、膣の乾燥と萎縮により、性交中の痛みと不快感、性交後の出血、灼熱感などの症状が引き起こされる。この膣萎縮は閉経期の女性の約75%が経験する・・・

2021.07.15
五苓散(ソウジュツ配合)の天気頭痛への効果を発見 気圧低下で起こる脳血流量増加に対する五苓散の抑制効果を確認 (熊本大)

脳血流量の減少・回復に対して五苓散(ソウジュツ配合)とロキソプロフェンの作用機序が異なる可能性が初めて明らかとなった。 五苓散(ソウジュツ配合)は、ロキソプロフェンとは異なる作用機序により、気圧変化による脳血流量への影響を低く抑えるため、天気頭痛で悩む方々への新たな対処法として期・・・

2021.06.30
紙の手帳の脳科学的効用について使用するメディアによって記憶力や脳活動に差(東京大)

スケジュールなどを書き留める際に使用するメディア(紙の手帳や、スマートフォンなどの電子機器)によって、記銘(記憶の定着)に要する時間が異なり、想起(記憶の再生)での成績や脳活動に差が生じことを初めて明らかにしました。 本研究グループは、参加者に具体的な予定を紙の手帳か電子機器でメ・・・

2021.06.30
フラボノイドの豊富な果物の摂取と脳卒中発症リスクの関連 (国立がん研究センター社会と健康研究センター)

日本人の女性において、フラボノイドの豊富な果物の摂取量が多いほど、脳卒中の発症リスクが低下する可能性が示唆されました。 フラボノイドを豊富に含む果物の摂取が脳卒中発症リスクの低下と関連した理由として、フラボノイドによる抗酸化作用と抗炎症作用、動脈硬化の抑制や血圧降下作用などが考え・・・

2021.06.30
「アキウコン (秋鬱金) 、ウコン (鬱金) 」
安全性:危険情報

逆流性食道炎、アルコール性肝障害の既往歴がありラベプラゾール (消化性潰瘍治療薬) を服用中の59歳男性 (日本) がウコンサプリメントを約2週間摂取したところ (摂取量不明) 、労作時呼吸困難を生じて受診。 発熱、低酸素血症、両肺にすりガラス陰影が認められ入院。その後もウコンを・・・

2021.06.30
葉物野菜を1日1カップ食べると心臓病のリスクが低下?

硝酸塩が豊富な野菜を1日1カップ食べるだけで、心臓病のリスクを大幅に減らすことができるようだ、という豪州エディスコーワン大学からの研究報告。 研究チームは、23年間にわたって「デンマークの食事、がん、および健康」研究に参加しているデンマーク在住の53,150人からのデータを調査し・・・

2021.06.30
2021年6月届出公表分 注目の機能性表示食品

【届出番号】G103【商品名】ラクシテ 【届出者名】ハウスウェルネスフーズ株式会社 【機能性関与成分】秋ウコンエキス(指標成分:ビサクロン、デヒドロジンゲロン) 【関与成分を含む原材料】秋ウコンエキス 【表示しようとする機能性】本品には秋ウコンエキスが含まれます。秋ウコンエキスは・・・

2021.06.30
ゴツコラの認知機能改善には,抗酸化応答に関する海馬や前頭前野でのシグナル伝達を促進が関与

ゴツコラ(セリ科ツボクサ 壺草Centella Asiatica)は,朝鮮半島,中国から熱帯アジア,南アフリカ,アメリカに分布,日本でも関東以西,琉球,小笠原に分布している。日本での「壺草」という名の坪は庭の意,庭や道端に生える植物を意味しているそうで,ちょうど今、夏の時期には,・・・

2021.06.25
クスノキオイルの蚊に対する忌避作用

健康な生活を送るためには、腸内環境が重要であることが最近の研究で多く報告されてきています。例えば腸内環境は、下痢・便秘をはじめとして、免疫力、皮膚バリア機能、神経伝達物質の増加、老化への影響などが明らかにされています。腸内の状態を良好に保つ活動を意味する「腸活」という言葉も、よく耳にするようになりました。

2021.06.10
日焼け防止にブラックベリー,ラズベリー果実〜 SPFと抗酸化活性は? 〜

ブラックベリー(バラ科Rubus fruticosus),ラズベリー(バラ科Rubus idaeus)はそれぞれ黒紫色,赤紫色の果実をならせ,抗酸化作用の大きいアントシアニンなどのフラボノイドやフェノール類を多く含み,美味しく健やかさをもたらす食べ物として多くの人に親しまれている・・・

2021.05.25