1. Name of Plant: Shiso 2. Scientific Name: Perilla frutescens var. acuta Kudo 3. English Name: Beefsteak plant, purple mint, Japanese basil・・・
イントロダクション 太古の時代から大麻(Cannabis sativa L.)の種子は、旧文化での貴重な栄養源として世界中で重宝されており(文献1)、中国、オーストラリア、ヨーロッパなどでは第二次世界大戦まで飢餓時の食物として用いられてきまし た。(文献2)向精神作用を有さないC・・・
肝硬変、肝細胞癌などを発症してしまう可能性のあるC型肝炎ウイルス感染者は、全世界で実に3%近くいると言われています。基本的にC型肝炎の治療には、インターフェロンを軸とした抗ウイルス療法が行われます。ところが、開発当初は特効薬として期待されたインターフェロンでも治らない患者さんが多・・・
Q:ジャーマンカモミールやペパーミントのハーブティーを購入しようと思ったら、ハーブの種類の他に、ホール、カットなどの記載がありました。これらは何を意味していますか? A: 多くのハーブはハーブの名称のみを明示して販売されていますが、なかにはそれと併せて、加工による形状を示して販売・・・
2011年7月に米国食品医薬品局(FDA)は、新しい機能性食品原材料<サプリメント用も含む> (NDI:New Dietary Ingredients)NDI(New Dietary Ingredients)「新しい機能性食品原材料」1994年10月15日より前に市場になかった機・・・
がん関連疲労に対するガラナの効果 疲労感・倦怠感は多くのがん患者において見られる症状で、特に化学療法や放射線治療など、何らかのがん治療を受けている患者によく見られます。ここで言う疲労とは、健康な人が感じる疲労とは違い、一晩ぐっすり寝て回復するようなものではありません。がん関連疲労・・・
米国のハーブ関連の学術雑誌である Herbal Gram で、心的外傷後ストレス障害(PTSD)に対する医療大麻の臨床試験についての報告が掲載されました。と言っても、まだ臨床試験の許可さえ下りていない状況のようです(2012年1月現在)。 第一段階として米国食品医薬品局(FDA)・・・
甘草(カンゾウ)は、ドイツのヴュルツブルク(Würzburg)大学、世界自然保護基金(WWF)及びトラフィック(TRAFFIC : The Wildlife Trade Monitoring Network)で構成されるパネルの評価を経て、「2012年の薬用植物」に選ばれた。 甘・・・
ウォールストリート・ジャーナルは最も良く読まれている経済日刊誌のひとつで、私も仕事柄ときどき 目を通すことがあります。今年4月に珍しく中医薬の一研究が掲載されていましたので紹介いたします。 エール大学の研究者である陳博士による黄芩湯(おうごんとう)の研究についてのレポートです。 陳博士はイギリス生まれ台湾そだちで、主にがん領域と抗ウイルスの化合物開発に携わってきました。 12年前、エール大学の同僚たちは、薬理学の主流の研究者である陳博士がキャリアを賭してエビデン スのない黄芩湯の研究を始めたことに不安を感じていました。しかしながらこのハーブ薬の臨床結果に 一貫性があるデータが示されると同僚や世界の他の研究者仲間からも認められるようになってきました。 ハーブ薬に対して懐疑的な態度をとる研究者が多く、これまで陳博士はある程度の臨床的なエビデンス が得られるまでジャーナルへの掲載は控えてきましたが、充分な成果が出始めてきたようです。 以下日本メディカルハーブ協会の国際情報委員会の楊委員による報告文を掲載いたします。 (コメント:桂川直樹)
遺伝子から栄養学を考える テレビや雑誌などで、ダイエットに効果がありそうだという食品が紹介されると、次の日にはスーパーでは売り切れ続出・・・なんてことも珍しいことではなくなってきました。次から次へと、そういった類の食品が紹介されているのを見る限り、必ずしも効果を発揮してくれている・・・