著者:Patrice Carter, Laura J Gray, Jacqui Troughton, Kamlesh Khunti, Melanie J Davies 原題:Fruit and vegetable intake and incidence of type 2 di・・・
ウォールストリート・ジャーナルは最も良く読まれている経済日刊誌のひとつで、私も仕事柄ときどき 目を通すことがあります。今年4月に珍しく中医薬の一研究が掲載されていましたので紹介いたします。 エール大学の研究者である陳博士による黄芩湯(おうごんとう)の研究についてのレポートです。 陳博士はイギリス生まれ台湾そだちで、主にがん領域と抗ウイルスの化合物開発に携わってきました。 12年前、エール大学の同僚たちは、薬理学の主流の研究者である陳博士がキャリアを賭してエビデン スのない黄芩湯の研究を始めたことに不安を感じていました。しかしながらこのハーブ薬の臨床結果に 一貫性があるデータが示されると同僚や世界の他の研究者仲間からも認められるようになってきました。 ハーブ薬に対して懐疑的な態度をとる研究者が多く、これまで陳博士はある程度の臨床的なエビデンス が得られるまでジャーナルへの掲載は控えてきましたが、充分な成果が出始めてきたようです。 以下日本メディカルハーブ協会の国際情報委員会の楊委員による報告文を掲載いたします。 (コメント:桂川直樹)
Matricaria rectita(ジャーマンカモミール)の花の成分、アピゲニンは抗不安作用を有する中枢神経系のベンゾジアゼピン受容体リガンドである。 原題: Apigenin, a component of Matricaria recutita flowers, is a ・・・
Q:ハーブティーを飲用していますが、1回あるいは1日分の摂取量が不明です。何か参考になる情報はありますか? A: ハーブティーについては種類を問わず医薬品のような厳密な摂取量の決まりはありません。 参考までに、英国ハーブ医学協会による「BRITISH HERBAL COMPEND・・・
Q:私は胆のうを患った経験があるのですが、ペパーミントのハーブティーは禁忌でしょうか? A: ペパーミント(Mentha piperita)については、当協会監修の「メディカルハーブ安全性ハンドブック」ではクラス1~適切に使用する場合、安全に摂取することができるハーブに分類され、・・・
Gotu Kola(ゴツコラ) By Gayle Engels, Josef Brickmann HerbalGram. 2011 American Botanical Council 学名:Centella asiatica 科名:セリ科 はじめに ゴツコラは這性の、丈が低い(・・・
(原題:EU herb ban technically starts today! 2011年5月1日 ANH International ホームページ掲載 著者: Robert Verkerk PhD, Executive and science director, ANH I・・・
Q: 市販の有機ハーブを見ると、有機JASマークがついていますが、複数マークのついているものがあります。どのように違うのでしょうか? A: 日本で食品を販売するときに、「有機」や「オーガニック」と表示をするには有機JAS法に基づく表示をしないといけません。 つまり、有機JASのマ・・・
Q:私は健康管理のために積極的にハーブティーを飲むなど、ハーブ療法に取り組んでいます。『代替医療のトリック』(サイモン・シン&エツァート・エルンスト著 青木薫訳 新潮社)ではハーブ療法も取り上げられているそうですが、その内容についてどのように評価されているのでしょうか? A: 『・・・