RESEARCH

新型コロナ後遺症におけるアダプトゲンハーブの有効性について

新型コロナ感染をして治療した後に、感染性がなくなったにもかかわらず、疲労感、倦怠感、息苦しさ、筋力低下、頭痛、および嗅覚味覚障害などが続いたり、新たに症状が出現するなど、後遺症の症状がみられる場合がある。これら後遺症については様々な研究がなされているが、不明点が多く効果的な治療法・・・

2022.07.22
ラベンダーの多様性:精油の効果を最大限に活用するために

はじめに 「生物多様性(Biological Diversity)」という言葉を耳にする機会が増えてきた。地球上の生物がバラエティに富んでいることを意味する言葉として広まっている。 “ラベンダー”は、地中海沿岸を原産とするシソ科(Lamiaceae)の常緑生低木であるが、ラバンデ・・・

2022.07.20
コーヒー及びお茶の摂取と肺がんリスクとの関連 (国立がん研究センター)

参加者110万人以上の17の疫学研究(前向きコホート研究)を用いて、コーヒーやお茶の摂取と肺がんリスクとの関連を検討した。 コーヒーもお茶も飲まないグループと比較した肺がんリスクは、コーヒーのみを飲むグループでは、現在喫煙者で1.30倍、過去喫煙者で1.49 倍、喫煙したことのな・・・

2022.07.20
高齢者の葉酸低下は認知症と死亡リスクの上昇に関連している?

血中葉酸レベルが低い高齢者は、認知症の発症リスクや全死因による死亡リスクが高まる可能性がある、という米国マウントサイナイ医科大学などからの研究報告。 研究チームは、イスラエル在住で、葉酸濃度を測定した2013年までの少なくとも10年間認知症がないことが確認された27,188人(6・・・

2022.07.20
玉ねぎに含まれるケルセチン配糖体の腸内細菌代謝物の肝細胞保護効果とその分子機構を解明(岡山大)

玉ねぎなどに多く含まれるポリフェノール(ケルセチン配糖体)が、腸内細菌叢による代謝を介して、健康機能に寄与する可能性を見出した。 ケルセチン配糖体の主要な腸内細菌代謝物であるOPACが、エタノール代謝で生成する毒性物質アセトアルデヒドからの細胞を保護することを明らかにし、その分子・・・

2022.07.20
高齢日本の20年後:認知症患者は減るが、格差拡大・フレイル合併で介護費増 (東京大)

20 年後の日本では人口高齢化にもかかわらず認知症患者の総数は減るという予測を世界で初めて発表しました。 認知症患者の総数は減る一方、男女格差・学歴格差が広がること、格差の影響を受ける人たちではフレイルを合併し、介護費総額は増えることがわかりました。https://www.m.u・・・

2022.07.20
メディカルハーブの科学論文を読む:第一回:研究情報の現状・研究デザインの種類

​ メディカルハーブを活用したり、効能を実感したりした時、それについて科学的な研究はされているのだろうか?知りたい!と思う事はありませんか? メディカルハーブは世界各地でその土地の人たちが、植物の性質をしっかりと受け取ることと活かすことで生まれ、今に繋がっています。そして今では、・・・

2022.07.16
ビタミンではCOVID-19を治療できないという研究レビュー

COVID-19患者の入院データの解析から、ビタミンC、ビタミンD、亜鉛のサプリメントを摂取しても、COVID-19による死亡リスクは下がらないことが明らかになった。米国トリード大学の研究。 研究チームは、世界中から5,600人以上のCOVID-19入院患者を含む26件の査読済み・・・

2022.07.16
2022年5月届出公表分 注目の機能性表示食品

【届出番号】G740【商品名】血糖値ダブル対策 【届出者名】株式会社ディーエイチシー 【機能性関与成分】桑の葉由来イミノシュガー、バナバ葉由来コロソリン酸 【関与成分を含む原材料】桑の葉エキス末(桑の葉エキス、デキストリン)、バナバ葉エキス末 【表示しようとする機能性】本品には、・・・

2022.07.04
中程度の新型コロナウイルス感染における甘草とボスウェリアの効果

新型コロナウイルスの予防や治療に関して、治療薬やワクチンの補完的役割を期待し、さまざまなメディカルハーブが研究されている。 新型コロナウイルスは、ウイルス表面のスパイクタンパク質がヒト細胞表面にあるアンジオテンシン変換酵2(ACE2)受容体に結合して細胞に侵入する。また、それに伴・・・

2022.06.22