2011年11月から、中国政府は中国の中薬(中国の漢方薬)資源調査を実施する。安徽、湖北、湖南、四川、雲南、新疆の6省(自治区)で始め、更に全国規模のセンサスに広げていく。中国全国規模の中薬調査はこれまでに3回実施され、前回(1983-1987)の調査では1万2000種類余りで8・・・
2011年12月9日、英国ギネス本部の認証官の現場認証を経て、広西薬用植物園(中国広西チワン族自治区南寧市)が、世界最大の薬用植物園と認定された。 広西薬用植物園は1959年に設立され、面積は202ヘクタールと広大。栽培されている薬用植物は約5,600種、これに加えて標本90,0・・・
英国人ベジタリアンと非ベジタリアンの前向きコホート研究 原題:Diet and risk of diverticular disease in Oxford cohort of European Prospective Investigation into Cancer and ・・・
著者:Patrice Carter, Laura J Gray, Jacqui Troughton, Kamlesh Khunti, Melanie J Davies 原題:Fruit and vegetable intake and incidence of type 2 di・・・
ウォールストリート・ジャーナルは最も良く読まれている経済日刊誌のひとつで、私も仕事柄ときどき 目を通すことがあります。今年4月に珍しく中医薬の一研究が掲載されていましたので紹介いたします。 エール大学の研究者である陳博士による黄芩湯(おうごんとう)の研究についてのレポートです。 陳博士はイギリス生まれ台湾そだちで、主にがん領域と抗ウイルスの化合物開発に携わってきました。 12年前、エール大学の同僚たちは、薬理学の主流の研究者である陳博士がキャリアを賭してエビデン スのない黄芩湯の研究を始めたことに不安を感じていました。しかしながらこのハーブ薬の臨床結果に 一貫性があるデータが示されると同僚や世界の他の研究者仲間からも認められるようになってきました。 ハーブ薬に対して懐疑的な態度をとる研究者が多く、これまで陳博士はある程度の臨床的なエビデンス が得られるまでジャーナルへの掲載は控えてきましたが、充分な成果が出始めてきたようです。 以下日本メディカルハーブ協会の国際情報委員会の楊委員による報告文を掲載いたします。 (コメント:桂川直樹)
Matricaria rectita(ジャーマンカモミール)の花の成分、アピゲニンは抗不安作用を有する中枢神経系のベンゾジアゼピン受容体リガンドである。 原題: Apigenin, a component of Matricaria recutita flowers, is a ・・・
Gotu Kola(ゴツコラ) By Gayle Engels, Josef Brickmann HerbalGram. 2011 American Botanical Council 学名:Centella asiatica 科名:セリ科 はじめに ゴツコラは這性の、丈が低い(・・・
(原題:EU herb ban technically starts today! 2011年5月1日 ANH International ホームページ掲載 著者: Robert Verkerk PhD, Executive and science director, ANH I・・・
(原題:Study Finds Echinacea Does Not Reduce Duration and Severity of the Common Cold、2010年12月掲載、NCCAM Research Spotlight) エキナセア(キク科 Echinacea ・・・