中高齢者を対象としたランダム化二重盲検比較試験により、低強度レジスタンス運動と、タマネギやブロッコリーなどの食品に豊富に含まれるポリフェノールの一種であるケルセチンに糖を合わせたケルセチン配糖体との筋肉の量や質に対する組合せ効果を検証した。 その結果、日々ケルセチン配糖体を摂取し・・・
男女とも、総大豆製品やイソフラボン摂取と認知症リスクとの関連はみられなかったが、個々の大豆食品では、女性において納豆摂取と認知症リスク低下と関連がみられた。 納豆には、イソフラボンも多く含まれているが、ナットウキナーゼやポリアミンといった酵素も含まれており、動物実験において、認知・・・
ニコチンによる動脈硬化の抑制効果にも大きな期待(稲畑香料) クローブや黒胡椒などに含まれる香り成分「β-カリオフィレン(BCP)」を吸入することで強い血管保護効果が発揮されることを、マウス実験によって明らかにした。 https://newscast.jp/news/5985515
男の平均寿命は 81.47年、女の平均寿命は87.57年となり前年と比較して男は 0.09年、女は0.14 年下回っている。https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/life/life21/index.html
「子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)」のデータを用い、オメガ 3 系脂肪酸(青魚に多く含まれるドコサヘキサエン酸(DHA)やエイコサペンタエン酸(EPA)、エゴマ油やシソ油に多く含まれるα-リノレン酸など)を多く摂っている男性は、配偶者(パートナーを含む)に対して・・・
抗がん剤による末梢神経障害であるCIPN(化学療法誘発性末梢神経障害)は抗がん剤治療における副作用の1つで、抗がん剤の種類により30%から90%の割合で発症し、投与後すぐに表れる急性神経障害や、長期間継続する慢性神経障害を起こし、患者のQOLに影響を与えるだけでなく、症状の程度により治療の制限や中断が必要になる場合もあり、治療全体に大きな影響を与える場合がある。
ファイトレメディエーション (phytoremediation) とは,環境の修復のために,植物を用いることをいう。植物が気孔や根から水分や養分を吸収する能力を利用して,土壌や地下水,大気の汚染物質を吸収,分解する技術であり,生物を用いる環境修復であるバイオレメディエーションの一・・・
新型コロナ感染をして治療した後に、感染性がなくなったにもかかわらず、疲労感、倦怠感、息苦しさ、筋力低下、頭痛、および嗅覚味覚障害などが続いたり、新たに症状が出現するなど、後遺症の症状がみられる場合がある。これら後遺症については様々な研究がなされているが、不明点が多く効果的な治療法・・・
参加者110万人以上の17の疫学研究(前向きコホート研究)を用いて、コーヒーやお茶の摂取と肺がんリスクとの関連を検討した。 コーヒーもお茶も飲まないグループと比較した肺がんリスクは、コーヒーのみを飲むグループでは、現在喫煙者で1.30倍、過去喫煙者で1.49 倍、喫煙したことのな・・・
血中葉酸レベルが低い高齢者は、認知症の発症リスクや全死因による死亡リスクが高まる可能性がある、という米国マウントサイナイ医科大学などからの研究報告。 研究チームは、イスラエル在住で、葉酸濃度を測定した2013年までの少なくとも10年間認知症がないことが確認された27,188人(6・・・