研究トピックス

月経困難症の痛みをフェンネルでコントロール

フェンネル(Foeniculum vulgare)は、駆風作用や去痰作用があり、食用ハーブやハーブティーとして、世界で愛用されている身近なハーブの一つだ。 フェンネルは中医学では伝統的に冷えと痛みを伴う胃腸障害や月経困難症に用いられてきた。欧米でも鼓腸や疝痛に伝統的に使用されてき・・・

2021.08.08
オレンジジュースやその成分はその抗酸化、抗炎症作用から免疫機能をサポートする

美味しくいただくオレンジジュース・・。そのオレンジジュースや含有成分が免疫機能に対してどのように作用するかをテーマとしたレビューが発表された。 免疫力が低下すると,感染症にかかりやすくなり,また,感染症による症状が重症化する場合はよくみられる。 免疫応答の1つとして重要なのは炎症・・・

2021.07.27
閉経後の性交疼痛症と性的満足度の改善にカモミール

女性は更年期を経て閉経するとエストロゲンの分泌が減り、性器への血液供給の低下やコラーゲンの弾力性の低下などにより、膣の乾燥と萎縮が起こる。また、膣の乾燥と萎縮により、性交中の痛みと不快感、性交後の出血、灼熱感などの症状が引き起こされる。この膣萎縮は閉経期の女性の約75%が経験する・・・

2021.07.15
フラボノイドの豊富な果物の摂取と脳卒中発症リスクの関連 (国立がん研究センター社会と健康研究センター)

日本人の女性において、フラボノイドの豊富な果物の摂取量が多いほど、脳卒中の発症リスクが低下する可能性が示唆されました。 フラボノイドを豊富に含む果物の摂取が脳卒中発症リスクの低下と関連した理由として、フラボノイドによる抗酸化作用と抗炎症作用、動脈硬化の抑制や血圧降下作用などが考え・・・

2021.06.30
ゴツコラの認知機能改善には,抗酸化応答に関する海馬や前頭前野でのシグナル伝達を促進が関与

ゴツコラ(セリ科ツボクサ 壺草Centella Asiatica)は,朝鮮半島,中国から熱帯アジア,南アフリカ,アメリカに分布,日本でも関東以西,琉球,小笠原に分布している。日本での「壺草」という名の坪は庭の意,庭や道端に生える植物を意味しているそうで,ちょうど今、夏の時期には,・・・

2021.06.25
日焼け防止にブラックベリー,ラズベリー果実〜 SPFと抗酸化活性は? 〜

ブラックベリー(バラ科Rubus fruticosus),ラズベリー(バラ科Rubus idaeus)はそれぞれ黒紫色,赤紫色の果実をならせ,抗酸化作用の大きいアントシアニンなどのフラボノイドやフェノール類を多く含み,美味しく健やかさをもたらす食べ物として多くの人に親しまれている・・・

2021.05.25
ginger powder in silver canister
がんの化学療法による悪心・嘔吐におけるジンジャーの有効性

ジンジャー(Zingiber officinalis)は我々の生活の中で最も身近なメディカルハーブだ。制吐作用を持つジンジャーのがんの化学療法による悪心・嘔吐における有効性についての試験が近年いくつも行われている。 乳がん患者ついてジンジャーの有効性を調査した9つのランダム化比較・・・

2021.05.06
不眠だけでなく頭痛にもバレリアン

不眠に人気のバレリアンの根は、鎮静・鎮痙、抗不安、および抗うつ作用などを持つため、海外では不眠の他に、不安症やうつ、不安・痛み・不眠などを伴う月経困難症、生理前症候群、更年期などにも用いられる。 バレリアンの睡眠障害以外での利用については、この他に、過去に偏頭痛における効果も認め・・・

2021.04.30
EU(欧州連合)で胃腸障害のために伝統的に使用されているハーブの有効性 〜 フィトケミカルと腸内細菌叢との関わりは? 〜

多くのハーブは,伝統的に胃腸障害の治療に使用されてきた。欧州医薬品庁のハーブ医薬品委員会(HMPC)が発表したモノグラフによると,現在,EUでは,従来の使用に基づく胃腸障害の治療に44の薬用植物が推奨されているという。主な適応症は,消化不良や過敏性腸症候群(IBS)などの機能性お・・・

2021.04.15
オメガ-3系脂肪酸は運動後の心拍数の回復を助ける?

血中オメガ – 3系脂肪酸が高い人は、最大運動負荷後の心拍数の低下(回復)が早いようだ、という米国クーパー研究所と脂肪酸研究所からの報告。 研究チームは、米国ダラスの診療所で10年にわたって健康診断を受診した13,912名の健康な男女のデータを解析した。ここには、トレ・・・

2021.04.05