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メディカルハーブ事典
亜熱帯から花便り #最終回

はじめに  まず私用のためとはいえJAMHA冬号をお休みさせていただきましたことをお詫び申し上げます。  思い返すと2024春号で20回目の投稿を数えるに至りました。その間、コロナ禍や地球温暖化の影響で島の暮らしも大きく変化しました。特に植物の開花に関しては変化が大きく、本来この・・・

2025.02.27
リンデン:かぜに活用したいハーブを学ぶ

【学名】 Tilia cordata Mill. (フユボダイジュ)     Tilia platyphyllos Scop. (ナツボダイジュ)     Tilia europaea  L.(セイヨウシナノキ) 【科名】 アオイ科(シナノキ科) 【使用部位】 花序(花・・・

2025.02.18
バジル:人気のキッチンハーブを学ぶ

「バジル」Basil 【学名】 Ocimum basilicum L.(スイートバジル)【科名】 シソ科 【使用部位】茎葉、果実(種子)【主要成分】 精油(リナロール、エストラゴール、オイゲノール)、カロテノイド(β-カロテン)、ビタミンE【作用】消化促進、抗酸化、抗菌、強壮、鎮・・・

2025.02.06
キッチンガーデンにおすすめのハーブ

初心者にも育てやすく、料理やお茶などに使い勝手のよいハーブ10種類をご紹介します。ミントやバジル、ローズマリー、タイムなど人気のハーブの多くはシソ科に属し、主に葉の部分を使います。それぞれ多数の品種が出回っているので、自分の目的に合ったものを選びましょう。ミントやローズマリーなど・・・

2025.01.23
バジルの植物学と栽培

今回は、バジルの特徴や栽培方法などを、植物学の視点で解説します。 分類・名称  「バジル」は、広義にはシソ科オキムム属(Ocimum)植物の総称であり、中義にはオキムム・バシリクム(Ocimum basilicum L.)を、狭義にはジェノベーゼ系スイートバジル品種群を指します。・・・

2024.12.27
日本のハーブ:エンジュとカイカ

 エンジュの蕾は槐花(カイカ)として、止血薬として用いられている。カイカからルチンを抽出する実験で、黄色の結晶が取れた喜びは忘れられない。カイカは日本局外規格集に収載されている生薬である。  カイカはエンジュ Sophora japonica Linné (マメ科)の蕾である。性・・・

2024.11.15
介護に役立つメディカルハーブ

「 クミスクチン 」 【  学 名   】Orthosiphon stamineus 【  科 名   】シソ科 【使用部位】葉 【主要成分】カリウム、脂溶性フラボン(シネンセチン)、フィトステロール(β-シトステロール) 【  ・・・

2024.11.08
イチョウ:介護に役立つハーブを学ぶ

【学名】 Ginkgo biloba L. 【科名】 イチョウ科 【使用部位】 葉 【主要成分】 フラボノイド配糖体、テルペンラクトン(ギンコライド、ビロバリド)、バイフラボン(2重分子フラボン)、ギンコール酸 【作用】 血小板活性化、血液循環促進、血管保護、抗酸化 【適応】 認・・・

2024.11.01
植物たちが秘める健康力:〜日本人の長寿を支える“チャ(茶)の力”〜

 “和食パワー”を支える食材として、おコメ、ダイズに続き、今回は、チャ(茶)を取り上げます。これは、ツバキ科の植物で、中国が原産地です。日本には、平安時代に、遣唐使によりもたらされました。学名は「カメリア シネンシス」で、「カメリア」は、ツバキ属であることを示し、ツバキをヨーロッ・・・

2024.10.25
ハーブ療法の母・聖ヒルデガルトの自然学:聖ヒルデガルト療法のキーワードとレシピ 最新研究

 春、イースター(復活祭)10日前にヒルデガルト療法メニューのあるオーガニックホテルやクアハウス、治療院などで春季断食プログラムが開かれます。カトリック中央協議会によると「大斎:1日に1回だけの十分な食事とそのほかに朝ともう1回わずかな食事をとることができ、満18歳以上満60歳未・・・

2024.10.18