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メディカルハーブ事典
コクセイソウ(穀精草)とトウシンソウ(灯心草)

水田の雑草であるが、身近に生育し、薬草として使われているものにイグサ科のイ(イグサ)とホシクサ科のホシクサがある。イグサの地上部は灯心草と呼ばれ、生薬として流通している。ホシクサの地上部と花序は穀精草として利用されてきた。 1.ホシクサ穀精草 ホシクサ Eriocaulon ci・・・

2017.06.01
ハーブといえばまずはシソ科?(1)──ミントの仲間

ハーブでまず頭に浮かぶのは芳しい香りをもつ草や花だ。香りは青々とした葉や花だけにあるのではなく、その成分は種子や地中に生じる鱗茎などにもある。先に紹介したセリ科には種子に芳香をもつ代表的な植物が数多い。シソ科にもミントをはじめ、ラヴェンダー、バジル、オレガノ、セージ、ローズマリー・・・

2017.06.01
ローズ(バラ)

約4000年前のバラの女神──古代メソポタミア バラが人の手によって表現された始まりはおそらく古代メソポタミア。一輪の花を手にして、香りを嗅ぐ女性を刻んだ塑像そぞうが残されています。その花はおそらくバラとされ、女性は人々に崇拝されていた愛と豊穣の女神イシュタル(イナンナ)。古代シ・・・

2017.06.01
レモンバームの植物学と栽培、人との関わり

名称・近縁種 レモンバーム(lemonbalm)は、シソ科(Lamiaceae、旧Labiatae)Melissa属で、学名はMelissa officinalis L.です。学名には、M. altissima Sm.やM. cordifolia Pers、M. foliosa ・・・

2017.06.01
レモンバーム

レモンバームは南ヨーロッパ原産のシソ科の多年草で、レモンに似た香りが特徴です。ヨーロッパでは古くから長寿のハーブとして知られ、食品や飲料の香りづけ、サラダやスープなどの料理、スキンケアなどの美容、医療にとさまざまに使われてきました。学名のMelissaはギリシャ語ではミツバチを意・・・

2017.06.01
アーティチョークの活用法

概要 イタリアをはじめとするヨーロッパやアメリカなどで、花托と総苞片の基部が野菜として食されています。可食部は少ないものの、揚げたり茹でたり、オイル漬けの瓶詰なども売られています。 ハーブティーには主に葉が用いられ、カフェ酸誘導体のシナリンやセスキテルペンラクトンのシナロピクリン・・・

2017.03.01
アーティチョークの植物学と栽培、人との関わり

分類・名称 アーティチョーク(artichoke)は、キク科(Asteraceae(Compositae)チョウセンアザミ属(Cynara)です。 学名とその意味 学名はCynara scolymus L.が古くから広く支持され、特に日本では主流となっています。同属近縁植物として・・・

2017.03.01
ヤブガラシ、エビヅルおよびカガミグサ

ブドウ科の薬用植物 ブドウ科の薬用植物にはブドウ以外にも野生植物がある。ブドウの果実は薬用葡萄ぶどう酒の原料、葉は西洋ブドウとして医薬品など国内で販売されている。ブドウの種子のポリフェノールは機能性が知られている。ブドウはヨーロッパ原産で和の生薬ではないので、ブドウ以外で国内のヤ・・・

2016.12.01
オーストラリアでのユーカリ活用法

はじめに ユーカリは、フトモモ科ユーカリ属の植物の総称です。日本で「ユーカリ」といえば、ユーカリ・グロブルス(Eucalyptus globulus)もしくは、ユーカリ・ラディアタ(E. radiata)などが一般的に知られていますが、ユーカリ属は、実は非常に大きく、700とも9・・・

2016.12.01
ユーカリの植物学と栽培、 人との関わり

分類・名称 ユーカリはフトモモ科(Myrtaceae)で、最狭義にはユーカリ・グロブルス(Eucalyptus globulus Labill.)、狭義にはユーカリ属(Eucalyptus)の総称、広義にはユーカリ属のほかにコリンビア属(Corymbia)とアンゴフォラ属(Ang・・・

2016.12.01