キーワード: アルツハイマー

イチョウ葉エキスの軽度認知障害における有用性

抗酸化作用、神経保護作用、血管保護作用、および血流促進作用を持つイチョウ葉エキスは、メディカルハーブの中でも20世紀半ばから多くの研究や40件以上の臨床試験が行われており、軽度認知障害やアルツハイマー病における有用性が明らかにはなっているが、初期の試験においては認知機能障害に対する用語や診断基準が、現代で使用されているものとは異なるため解釈が難しい。

2024.09.24
サンダルウッドのヒト神経芽細胞腫細胞における神経炎症に対する神経保護効果

サンダルウッド抽出物の抗炎症作用について、in vitroでの神経炎症反応をみることにより、免疫応答のメカニズムについて解明することを目的とした研究について。

2023.08.01
NRF2活性化を介したNLRP3インフラマソーム活性阻害に起因する、ローズマリー由来カルノシン酸のアルツハイマー病・パーキンソン病およびLong COVIDの予防や治療に対しての有効性

ローズマリー (シソ科Rosmarinus officinalis ) は、容易に入手でき、なおかつ美味しさで人気のあるハーブであり、多くの国で伝統的な薬用植物として用いられている。

2023.03.17
メディカルハーブに関する情報のアップデートについて

皆さん、こんにちは。今回はメディカルハーブに関する情報のアップデートについて取り上げたいと思います。例えばサフランの機能性や使用目的についてわが国ではサフランがからだを温めることから冷え症や血行不良に用いるというのがよく知られた情報です。実際に日本薬局方ではサフランの適用として「・・・

2022.06.01
レスベラトロールによるアルツハイマー病予防の可能性

レスベラトロールは赤ワインやチョコレートなどに含まれている抗酸化物質です。アメリカでアルツハイマー病患者を対象とした臨床試験が実施され、レスベラトロールを経口投与した群が病状の進行を遅らせる可能性があることを発表した論文です。アルツハイマー病では脳内にAβ(アミロイドベータ)タン・・・

2016.10.24