KEYWORD: シナモン

2024.02.05
シナモン・ケイヒの産地による成分の違いについて

はじめに  植物は様々な化学成分を創り出しています。私たちは、この植物が作り出す化学成分を生活の中で上手に活用してきました。例えば、私たちが普段使用している医薬品の中には植物成分をそのまま、あるいは少しだけ有機化学的に形(化学構造)を変えたものが多くあります。医薬品以外にも食品添・・・

鈴木龍一郎 城西大学薬学部薬科学科准教授

2024.02.04
冬におすすめ “ゴールデンミルク”

Turmeric !! One of the best herbs in Ayurveda ターメリックは「乾」の質があるため、冬に摂取するときは、油分や牛乳と一緒に摂ることがおススメです。就寝前や食後のリラックスタイムに摂る温かいゴールデンミルクは、寒い冬にぴったりです。 抗菌・・・

阿部しずか 生活の木ハーバルライフカレッジ講師

シナモンの植物学と栽培

今回は、シナモンの特徴や栽培方法などを、植物学の視点で解説します。 分類・名称 分類 シナモンは、広義にはクスノキ科(Lauraceae)キンナモムム属の総称(Cinnamomum spp.)で、中義にはそのうちのシナモンとしてスパイス利用されるものの総称であり、狭義にはセイロン・・・

木村正典 当協会理事

季節のハーブを楽しむレシピ : カボチャの豆乳ポタージュ シナモン風味

今回は、体も心もほっこりと温めてくれる、パーティーにもぴったりの品をご紹介します。シナモンを上手に活用して楽しく、おいしく冬の冷え対策に取り組みましょう。 シナモンは体の冷えをとり、血の巡りをよくしてくれる作用があるので、今年の冬至に食べるメニューの1つに加えてみてはいかがでしょ・・・

岩本りか ハーブスパイス料理研究家/食と香りの調香/ハーバルアロマセラピスト

季節のハーブを楽しむレシピ : <シナモン>砂糖不使用の焼かないキャロットケーキ

今回は、体も心もほっこりと温めてくれる、パーティーにもぴったりの品をご紹介します。シナモンを上手に活用して楽しく、おいしく冬の冷え対策に取り組みましょう。 材料 人参(中サイズ) 2本オートミール 1カップドライデーツ種なし 1カップ(100g)素焼きミックスナッツ  1カップコ・・・

岩本りか ハーブスパイス料理研究家/食と香りの調香/ハーバルアロマセラピスト

体を芯から温めて、寒い季節を元気に乗り切る:ホットワイン

敏感肌の人にもおすすめの優しいハーブウォーター。このレシピで100 mLくらいの芳香蒸留水ができます。そのままローションとして使用できますが、最後にグリセリンを小さじ2ほど加えると、とろりとしたテクスチャーになり、保湿効果がより高まります。

体を芯から温めて、寒い季節を元気に乗り切る:マサラチャイ

敏感肌の人にもおすすめの優しいハーブウォーター。このレシピで100 mLくらいの芳香蒸留水ができます。そのままローションとして使用できますが、最後にグリセリンを小さじ2ほど加えると、とろりとしたテクスチャーになり、保湿効果がより高まります。

第7回学術フォーラム:メディカルハーブによる新型コロナウイルス抑制作用

2023年7月9日(日)、第7回学術フォーラムが掲題のテーマでオンラインにて開催されました。 ここ三年間、私たちは新型コロナウイルス感染症のパンデミックにより、この感染症の罹患やその後の後遺症に悩まされ、健康状態についての不安や生活制限なども含め、大きな影響を受けてきました。この・・・

村上志緒 日本メディカルハーブ協会 理事・学術委員

2023.03.16
ていねいにつくるスパイスミルクティー

スリランカは世界でも有数の紅茶の産地。朝昼晩と1日3回は甘いミルクティーを飲むのが習慣だそう。 アーユルヴェーダの健康の定義の1つに、五感が正常であることがあります。例えばクローブってどんな味かなと思ったら、ぜひかじってみてください。 今回はスパイスの風味がしっかり感じられる、香・・・

阿部しずか 生活の木ハーバルライフカレッジ講師

肥満男性における高炭水化物摂取後の血中代謝物に対するシナモンとトウガラシの有益な働きについて

過体重や肥満の人には高炭水化物食は好ましくない食後代謝反応を誘発する可能性があるので避けるべきだと結論づけられ、また、日々の食材としてシナモンや唐辛子を利用することが推奨された。

河野加奈恵 日本メディカルハーブ協会学術委員