フラボノイド
2023年3月5日 第6回学術フォーラム「フラボノイドの吸収・代謝と腸内細菌との相互作用」
アピゲニンやクェルセチンなどのフラボノイドは、様々な機能を有することで知られています。 植物中では、フラボノイドは様々な糖が結合した配糖体として存在しています。このフラボノイド配糖体は、消化管管腔で加水分解を受けてアグリコンになり吸収されますが、結合する糖の種類により加水分解を受・・・
2022.11.21
炎症誘発性の食事は、中高年成人のフレイル発症のオッズの増加と関連
炎症誘発性食品(例えば、単純糖質または飽和脂肪が豊富な食品)が多い食事を定期的に摂取することは、中高年期のフレイル発症のリスク増加と関連しているようだ、という米国マーカス加齢研究所などからの研究報告。 米国の地域在住高齢者の約6人に1人は、転倒、入院、死亡のリスクが高まる機能障害・・・
2022.06.01
カラフルな食品が認知機能の低下を抑える?
イチゴ、オレンジ、コショウ、リンゴなどのフラボノイドが豊富な食品を毎日0.5サービング以上摂取する人は、認知機能低下のリスクが20%低いようだ、という米国ハーバード大学からの研究報告。 研究チームは、米国の長期大規模疫学研究である、看護師健康研究(1984-2006)の参加女性4・・・
2021.09.07
フラボノイドの豊富な果物の摂取と脳卒中発症リスクの関連 (国立がん研究センター社会と健康研究センター)
日本人の女性において、フラボノイドの豊富な果物の摂取量が多いほど、脳卒中の発症リスクが低下する可能性が示唆されました。 フラボノイドを豊富に含む果物の摂取が脳卒中発症リスクの低下と関連した理由として、フラボノイドによる抗酸化作用と抗炎症作用、動脈硬化の抑制や血圧降下作用などが考え・・・
2021.06.30