キーワード: 世界のメディカルハーブTOPICS

食後の「運動スナック」が筋肉の維持に役立つ

定期的な「運動スナック」で長時間の座りっぱなしを中断することは、筋肉の量と質を維持するのに役立つ可能性があるようだ、というカナダ・トロント大学からの研究報告。2分間ウォーキングや自重スクワットなどが有効だという。 「座りっぱなしの時間が長引くと、食事の後に血液から糖をろ過する体の・・・

2023.01.24
1歳時点におけるヨーグルトとチーズの摂取頻度と1歳時点および3歳時点における睡眠時間の関係: エコチル調査 (富山大)

「子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)」のデータを用いて、子どもの発酵食品(ヨーグルト・チーズ)の摂取頻度と、1歳時点と3歳時点の子どもの睡眠時間との関連を調べた結果、1歳時点におけるヨーグルトの摂取頻度が高いと3歳時点における睡眠不足のリスクが減る傾向が認められた・・・

2023.01.19
ビタミンK の新たな作用とその還元酵素を発見(東北大)

血液凝固に関連する作用が知られているビタミンKに、フェロトーシス(脂質酸化細胞死)を強力に防ぐ作用があることを新たに発見。 還元型のビタミンKが抗酸化物質として働き、脂質の酸化を抑えることで細胞死を抑制することがわかった。 https://www.tohoku.ac.jp/jap・・・

2022.10.04
低強度の運動とタマネギ・ブロッコリーなどのポリフェノール
を含む食品摂取の組合せで、 中高齢者の筋肉の質の一部
「筋柔軟性」が改善することを解明(立命館大)

中高齢者を対象としたランダム化二重盲検比較試験により、低強度レジスタンス運動と、タマネギやブロッコリーなどの食品に豊富に含まれるポリフェノールの一種であるケルセチンに糖を合わせたケルセチン配糖体との筋肉の量や質に対する組合せ効果を検証した。 その結果、日々ケルセチン配糖体を摂取し・・・

2022.10.04
大豆製品摂取と認知症リスクとの関連(国立がん研究センター)

男女とも、総大豆製品やイソフラボン摂取と認知症リスクとの関連はみられなかったが、個々の大豆食品では、女性において納豆摂取と認知症リスク低下と関連がみられた。 納豆には、イソフラボンも多く含まれているが、ナットウキナーゼやポリアミンといった酵素も含まれており、動物実験において、認知・・・

2022.10.04
香り成分「β-カリオフィレン」の吸入に血管保護効果があることを発見

ニコチンによる動脈硬化の抑制効果にも大きな期待(稲畑香料) クローブや黒胡椒などに含まれる香り成分「β-カリオフィレン(BCP)」を吸入することで強い血管保護効果が発揮されることを、マウス実験によって明らかにした。 https://newscast.jp/news/5985515

2022.10.04
令和3年簡易生命表の概況 (厚労省)

男の平均寿命は 81.47年、女の平均寿命は87.57年となり前年と比較して男は 0.09年、女は0.14 年下回っている。https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/life/life21/index.html

2022.10.04
男性のオメガ 3 系脂肪酸摂取量と配偶者に対する暴力の関連について:エコチル調査 (富山大)

「子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)」のデータを用い、オメガ 3 系脂肪酸(青魚に多く含まれるドコサヘキサエン酸(DHA)やエイコサペンタエン酸(EPA)、エゴマ油やシソ油に多く含まれるα-リノレン酸など)を多く摂っている男性は、配偶者(パートナーを含む)に対して・・・

2022.10.04
高齢者の葉酸低下は認知症と死亡リスクの上昇に関連している?

血中葉酸レベルが低い高齢者は、認知症の発症リスクや全死因による死亡リスクが高まる可能性がある、という米国マウントサイナイ医科大学などからの研究報告。 研究チームは、イスラエル在住で、葉酸濃度を測定した2013年までの少なくとも10年間認知症がないことが確認された27,188人(6・・・

2022.07.20
コーヒー及びお茶の摂取と肺がんリスクとの関連 (国立がん研究センター)

参加者110万人以上の17の疫学研究(前向きコホート研究)を用いて、コーヒーやお茶の摂取と肺がんリスクとの関連を検討した。 コーヒーもお茶も飲まないグループと比較した肺がんリスクは、コーヒーのみを飲むグループでは、現在喫煙者で1.30倍、過去喫煙者で1.49 倍、喫煙したことのな・・・

2022.07.20