KEYWORD: MEDICAL HERB REPORT

2025.03.27
スイートバジルの香りは加工や加熱でどのように変わるのか
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野口 有里紗 東京農業大学農学部農学科 准教授

日本のハーブ:イカリソウとインヨウカク

 イカリソウの薬効、強精作用に関しては、既に(会報誌No.30/2014)に記したが、生薬としてのインヨウカク(淫羊藿)及び薬草園に生育しているイカリソウ類を記す。薬草園で栽培されているイカリソウ類は、イカリソウ、ウラジロイカリソウ、キバナイカリソウ、ホザキノイカリソウである。ホ・・・

佐竹 元吉 昭和薬科大学 薬用植物園 薬用植物資源研究室 研究員

ハーブ療法の母・聖ヒルデガルトの自然学:聖ヒルデガルトの心のケアと『緑の力』

 令和6年能登半島地震により被災された方々、ご家族、ご関係の皆さまに、心よりお見舞いを申し上げます。お心とお身体の安寧が1日も早く来ることをお祈りいたします。  聖ヒルデガルト療法のヘルスケアには、「深い悲しみから生み出た怒りを泣くこと、唄うこと、緑の力を取り入れることでゆっくり・・・

長谷川 弘江 国際ヒルデガルド会 DanielaDumann 認定 ヒルデガルトヘルスケアアドバイザー

植物たちが秘める健康力:〜日本人の長寿を支える“ダイズの力”〜

和食パワーを支える代表的な食材として、前号では、おコメを取り上げましたが、今回は、ダイズです。これは、東アジア原産のマメ科の植物で、日本には、縄文時代〜弥生時代の初期に中国から伝えられました。  「ダイズ」は植物名ですが、その果実である豆にも「ダイズ」という語が使われます。「大豆・・・

田中 修 甲南大学名誉教授

亜熱帯から花便り #最終回

はじめに  まず私用のためとはいえJAMHA冬号をお休みさせていただきましたことをお詫び申し上げます。  思い返すと2024春号で20回目の投稿を数えるに至りました。その間、コロナ禍や地球温暖化の影響で島の暮らしも大きく変化しました。特に植物の開花に関しては変化が大きく、本来この・・・

橋爪雅彦 石垣島サイエンスガーデン代表 ボタニカルアーティスト

日本のハーブ:エンジュとカイカ

 エンジュの蕾は槐花(カイカ)として、止血薬として用いられている。カイカからルチンを抽出する実験で、黄色の結晶が取れた喜びは忘れられない。カイカは日本局外規格集に収載されている生薬である。  カイカはエンジュ Sophora japonica Linné (マメ科)の蕾である。性・・・

佐竹 元吉 昭和薬科大学 薬用植物園 薬用植物資源研究室 研究員

植物たちが秘める健康力:〜日本人の長寿を支える“チャ(茶)の力”〜

 “和食パワー”を支える食材として、おコメ、ダイズに続き、今回は、チャ(茶)を取り上げます。これは、ツバキ科の植物で、中国が原産地です。日本には、平安時代に、遣唐使によりもたらされました。学名は「カメリア シネンシス」で、「カメリア」は、ツバキ属であることを示し、ツバキをヨーロッ・・・

田中 修 甲南大学名誉教授

ハーブ療法の母・聖ヒルデガルトの自然学:聖ヒルデガルト療法のキーワードとレシピ 最新研究

 春、イースター(復活祭)10日前にヒルデガルト療法メニューのあるオーガニックホテルやクアハウス、治療院などで春季断食プログラムが開かれます。カトリック中央協議会によると「大斎:1日に1回だけの十分な食事とそのほかに朝ともう1回わずかな食事をとることができ、満18歳以上満60歳未・・・

長谷川 弘江 国際ヒルデガルド会 DanielaDumann 認定 ヒルデガルトヘルスケアアドバイザー

2024.02.05
シナモン・ケイヒの産地による成分の違いについて

はじめに  植物は様々な化学成分を創り出しています。私たちは、この植物が作り出す化学成分を生活の中で上手に活用してきました。例えば、私たちが普段使用している医薬品の中には植物成分をそのまま、あるいは少しだけ有機化学的に形(化学構造)を変えたものが多くあります。医薬品以外にも食品添・・・

鈴木龍一郎 城西大学薬学部薬科学科准教授

日本のハーブ:ハマビシとシツリシ

ハマビシTribulus terrestrisは、海岸性の植物と思われていたが、モンゴルのウランバートルの郊外の草原で、地べたに這いつくばって咲いているハマビシを見つけ驚いた。世界での分布は、海岸だけでなく、内陸の草原や砂地も含まれていた。 ハマビシの実はシツリシ(蒺藜子)と呼ば・・・

佐竹元吉 昭和薬科大学 薬用植物園 薬用植物資源研究室 研究員