第4回学術フォーラム報告
日程:2022年2月6日(日) 第4回学術フォーラムがオンラインにて以下の通り開催され、約120名の視聴者が参加されました。 【第一部】小池弘人先生(小池統合医療クリニック院長)「統合医療クリニックの実例紹介と今後の展開」 『医の多様性』(medical diversity)を重・・・
第3回学術フォーラム報告
2021年9月12日(日)、第3回学術フォーラムがオンラインにて開催されました。 第一部では、2019年度メディカルハーブ研究助成制度で研究いただいた成果報告で筑波大学生命環境系の南雲陽子先生による「ハーブ成分による上皮タイトジャンクション制御とその応用」、また、第二部では、東邦・・・
シンポジウム報告:第1部「免疫とハーブ」橋詰奈々世/第2部 「免疫とハーブ」林真一郎/“ そもそも免疫とは何か?”
2020年7月25日に JAMHA で初めてとなるオンラインシンポジウムが開かれました。例年秋に行っておりますシンポジウムとは別に新型コロナ感染症の影響で協会の各種催しが中止を余儀なくされている中、オンラインでのイベントを開催することとなりました。 テーマは「免疫」。感染症予防が・・・
オンライン学術フォーラム『免疫系への野菜やハーブの研究と実践』開催報告
2021年1月11日(月・祝)、学術フォーラムが、『免疫系への野菜やハーブの研究と実践』と題してオンラインで開催されました。コロナ禍での初のオンライン開催となりましたが、多くの方にご参加いただき有意義な会となりました。 第1部のご講演は、当協会の2018年度メディカルハーブ研究助・・・
オメガ-3系脂肪酸は運動後の心拍数の回復を助ける?
血中オメガ – 3系脂肪酸が高い人は、最大運動負荷後の心拍数の低下(回復)が早いようだ、という米国クーパー研究所と脂肪酸研究所からの報告。 研究チームは、米国ダラスの診療所で10年にわたって健康診断を受診した13,912名の健康な男女のデータを解析した。ここには、トレ・・・
ミツバチ産品の新たな抗アレルギー効果を発見(北海道大)
ミツバチ産品の一つであるプロポリスが、好塩基球の活性化を抑制し食物アレルギー反応を抑えることを見出しました。 プロポリスを好塩基球に添加し、活性化の変化を観察したところ、IgE依存性のサイトカイン産生が減少しました。 https://www.hokudai.ac.jp/news/・・・
2021年1月13日、オーストラリア TGA ( Therapeutic Goods Administration ) がトチュウ摂取によるラテックスアレルギーについて注意喚起。
オーストラリアTGAは、ラテックスアレルギーやラテックス過敏症の人がトチュウ(杜仲、Eucommia ulmoides、別名Du- ZhongまたはTu-chung)含有製品を摂取することによってアレルギー反応を生じる可能性があるとして注意喚起を公表、ラテックスアレルギーやラテッ・・・
「ルイボス」安全性 : 医薬品等との相互作用
急性骨髄性白血病のため同種造血幹細胞移植を受け、急性移植片対宿主病(GVHD)予防のためにタクロリムス(免疫抑制剤 : CYP3A4、CYP3A5 基質)、メトトレキサート(抗がん剤)服用中に GVHD を生じたが、プレドニゾロン(抗炎症薬 : CYP3A 基質)で寛解し、タクロ・・・
主要栄養素の供給量から寿命が予測できる ?
世界各国の主要栄養素(たんぱく質、炭水化物、脂質)の供給状況は、各年代での死亡リスクに関連しているようだ、という豪州シドニー大学からの研究報告。 2016年までのデータから栄養不足の証拠が蔓延していることが分かったという。特に、たんぱく質の供給が問題であり、「最適」な供給は世代に・・・
ブルーベリーに含まれるプテロスチルベンの免疫調節機能とその作用機序を解明(東京理科大学)
世界のメディカルハーブ TOPICS JAMHA企画広報委員会 会報誌部会が注目したニュース&トピックスをご紹介します。 天然化合物「プテロスチルベン」が免疫細胞の活性化を抑制することや、その作用機序を明らかにすると共に、マウスを用いた炎症性腸疾患モデルにおいて症状を抑え・・・